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【FUJIFILM】私がカメラを使い分けるたった1つの理由。

【FUJIFILM】私がカメラを使い分けるたった1つの理由。

連載中の「カメラを愉しむ」vol.68 は、私がカメラを使い分けるたった1つの理由。をご紹介いたします。

数年前までは、新しいカメラが発売されると「発売日に欲しい!」と目をキラキラさせながらメーカーや機種のシリーズ関係なく手あたり次第使って撮影を愉しんでいました。しかし30代も後半に差し掛かったころでしょうか、「今日どのカメラ持っていこう問題」が私の頭の中でグルグル。2台持っていくと重いし、レンズ3本も持って行って果たして使うのか。撮影をしていても機材選定に思考が行ってしまい撮影に集中が出来なくなってしまったのです。

そこで40歳を迎えるにあたり、本当に好きなカメラとレンズだけを手元に置こう!そう決めたのです。現在は主に「Leica」「FUJIFILM」を撮影に持ち出していますが新製品の誘惑に心を動かされながらも「俺はこの機材と撮るんだ」と強い気持ちを胸に撮影を楽しんでいます。

さて、本日のファーストショットはLeica Q (TYP116)で撮影した1枚。ここは埼玉県の山奥にある湖ですが、雨がシトシト霧がかった風景を撮影する時にこのカメラが使いたくなるのです。

作られていない、そのあるがままの空気感。自然の香りがモニター越しからも感じとれるその描写に恋をしてしまいました。

学生時代は夜中にこの場所で肝試しを良くしていたのですが、いま改めてこの風景を見ると「こんなに素敵な場所だったのか」と時の流れを感じます。

Leica Q (TYP116)はコンパクトデジタルカメラですので、レンズ交換はできませんがクロップ撮影で自由自在に好きな画角で撮影できるのでとても便利なのです。改めて良いカメラだと実感しました。

さぁ、今度はまさに秋晴れといいましょうか。雲一つない美しい一日。このような日は筆者の中で「FUJIFILM日和」と呼んでいます。朝日を浴びながらお気に入りの中国茶「正山小種 ラプサンスーチョン」松の煙で燻した福建省で作られる中国紅茶をいただきます。クラシックネガで撮影したその風景はこの紅茶特有のスモーキーな雰囲気とどこか似たような気もしました。ここからの写真はFUJIFILM X-T4で撮影をしております。

晴れの日のお気に入りセッティングはクラシックネガで、強めに粒状感を出して撮影するのが筆者流!コンクリートの表情なども際立って見える気がします。

この日は公園で軽井沢のイベントが行われており、雪で遊ぶ子供たちがとても楽しそう!

最近都内ではオシャレな自転車がとても増えてきたと感じます。自転車なのか、限りなくバイクに近いデザインで私も欲しくなってしまいそうです。

ファインダーを覗いていると大きなシャボン玉が!子供が遊んでいるのかと思えば、以外にも私と同世代のお兄さんが遊んでいました。

そんな楽しく公園を満喫している方が多い中で、ひとり落ち込んでいる方を発見してしまいました。お兄さん、もう少し下をみてください!

ほら!明るくて綺麗なお花があるでしょう。ちょっと視点を変えてみると辛かった気持ちも「パッ」と晴れやかになることがあります。そんな気持ちを込めて前者ではクラシックネガで撮影、後者ではベルビアで撮影。お花にピントを合わせてみました。

タイトルにもありますが、私が大切にしているカメラを使い分けるたった1つの理由はそのカメラでしか演出のできない『空気感』。
Leicaにしか出せない空気感、FUJIFILMにしか出せない空気感。もちろん私の好みにこの2つのメーカーがマッチしただけで、欲を言えばすべてのメーカーのカメラを網羅したいところ。改めて今お手持ちの機材を1台1台「どんな特性があるのか」と愛機と向き合う時間を作ってみるのも楽しい時間になるとおもいます。今まで気が付くことのなかった愛機の魅力を再発見することになるかもしれません。

[ Category:FUJIFILM Leica | 掲載日時:22年10月03日 13時00分 ]

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