FUJIFILMのGFX50sⅡとGF50mmを持って友人と鎌倉を散策してきたので、使ってみた感想を交えながら撮影した写真を紹介していきます。
この日は私にとって初めてデジタル中判を手にした日。今まで気にはなっていた存在ですが、ボディの重さを考えると持ち出すのが大変なのかな…と思いなかなか手を出せずにいました。しかし意を決して手にしてみると、思いのほかコンパクトだという印象を受けました。
ボディ自体の厚みもあまり気にならず、レンズも小ぶりなものをチョイスしたので、1日撮影で歩き回っても疲れを感じずに過ごせました。グリップもしっかり握りやすい形状なので、撮影時も重さに負けることなく安定していました。
写真を撮ってみてまず驚いたのが、立体感がすごいということ。今回使用したレンズのF値が3.5ということで、ボケはあまり期待をしていなかったのですが、後ろが綺麗にボケて被写体を際立たせてくれました。
八幡宮で見かけたたくさんの旗。クラシックネガで撮ることで、より一層雰囲気が出ました。
お参り後の一枚。柔らかな描写が友人の雰囲気にぴったりで、お気に入りの一枚になりました。
海辺に移動をして撮影した写真を見てみると、写真の情報量が多いことに気が付きました。何気なく撮影した海の写真も、拡大してみると細かな波の動きまでしっかりと写っています。シルエット気味の写真もまつ毛の1本1本まで細かく描写されています。センサーサイズが違うと、写真の表情がここまで一気についてくるのかと思い知らされました。
今回GFX50sⅡを使ってみた感想は、とにかく楽しい!に尽きます。ラージフォーマットで撮ることで色々な楽しさが生まれるので、ぜひお試しください。重量については懸念していましたが、よくよく考えると昔使っていたフィルムの中判カメラに比べたら段違いに軽いので問題ありませんでした(笑)
↓今回使用した機材はこちら↓