
【FUJIFILM】instax mini 41をスタッフ2人が体験レビュー!
今回は4月17に発売された、「instax mini 41」をご紹介します。
前作である「instax mini 40」はブラックの革張りが美しいクラシックなデザインで親しまれましたが、今作ではデザインを一新。前作が50~60年代を意識したのに対し、今作は80年代のプロダクトを意識したデザインとなっており、シンプルな軍幹部や無骨な印象を受けるグレーのカラーリング、ところどころに入った差し色のオレンジが遊び心を加えています。mini 12シリーズがポップなカラーリングのものが多かったので、こういった無骨なデザインを求めていた方は多いのではないでしょうか。
前作と比べて大きく進化したポイントが、接写やセルフィーを気軽に楽しむための「クローズアップモード」が搭載された点です。
電源onの位置からさらに奥に回すことで切り替わるこちらは、接写をする際にファインダー像と実際の映る範囲に生じるズレを補正し、ファインダーで覗いた範囲のまま撮影が可能になるモードとなっています。テーブルフォトやセルフィーの機会が多いinstax miniシリーズにとって、かなり相性の良い機能ではないでしょうか。
今回の撮影ではスタッフ2人にカメラマン兼モデルになってもらい、撮影の様子や実際に撮った写真を「組み写真」風にご紹介させていただきます。
また「instax mini 41」の使用感についてもインタビューしました。
まずは1枚目に写っている方の写真を見せてもらいましょう。
⸺かわいい写真が多いですね。どんなことを意識して撮影しましたか?
お昼に食べた海鮮丼やパンダ風のオブジェ、建物の屋上にあった神社的な何か。気になるものにカメラを向けてシャッターを切りました。
屋内の写真から日陰、日の当たる屋外へと様々なシチュエーションで撮影していますが、安定した露出で撮影できています。前作でもあった「オート露光機能」がさらに進化しているのを実感しました。
⸺左上の写真は質感が少し違うように見えますね。
左上の写真は比較用にinstax mini Evoで撮影したものです。同じフィルムを使っていても、カメラの違いがしっかりと出ているのが分かります。
⸺カメラの使用感はどうでしたか?
レンズを回すだけで起動でき、光量を自動で調節してくれるなど、操作が簡単なため撮りたいと思ったその瞬間をすぐ写すことができました。スマホと異なり、プリントされるまでどんな写真かわからず加工ができない分、フィルムが出てくるときはワクワクしました。現像を待つ時間も楽しいです。
続いてはもう一人の写真も見ていきましょう。
⸺独特の空気感がありますね。どんなことを意識して撮影しましたか?
路地裏で撮影してみました。フラッシュを焚いたことで雰囲気のある空間ができたと思います。
少し離れた所に恵比寿様のオブジェがあったので撮影してみました。なんだかご利益がありそうですね。
カラフルな置物や壁画があったので撮影してみました。鮮やかな色味を再現できていると思います。
⸺カメラの使用感はどうでしたか?
直にファインダーで覗いた空間は実景と少し変わった雰囲気を感じました。また、一度シャッターを押すとチェキがすぐ出るのでやり直しが効かない緊張感も普通のカメラとは違った使用感で興味深かったです。
いかがでしたか。
ファッションアイテムとしてもおすすめなこのカメラ、おしゃれの一部としていろいろな場所に持ち出してみてはいかがでしょうか。
(モデル撮影用カメラ:FUJIFILM X-Pro3)
現在新品はご好評につき新規受注を一時停止中となります。