今回はFUJIFILM X-E4とVoigtlander NOKTON 35mm F1.2 X-mountを持って公園にスナップを撮りに行きました。
このレンズはMFでのみ使用可能かつコンパクトで、クラシカルな見た目のX-E4ともとても相性がよいレンズです。
撮影モードは全て絞り優先オートです。
公園の真ん中には大きな池があり、その周りをぐるっと囲むように遊歩道があります。
緑も多いのでまだ夏の日差しが残っていますが心地よく歩くことができました。
少し歩くと小さな神社があり、祠を守るように松の木が生えているのが印象的でした。
このレンズは背景などの線を柔らかく出すことができるように感じます。
道端に咲いていたのはキバナコスモス。
上はPROVIA、下はクラシックネガで撮影しました。
クラシックネガで撮影すると緑に深みが出るのが特徴的で花びらの色がより映えて見えます。
F値も最小が1.2なため、ボケも大きく綺麗に出ます。
住宅街の中に佇む洋風の建物が目に留まったので撮影しました。
池に鴨がいました。
日が傾き始め、鏡のようになっている水面の質感がとてもいいです。
MFで動く鯉にピントを合わせるのは苦労しましたが、そこまで早い動きを追うのでなければ写真に収めることができました。
狙った通りに撮影ができるとかなり達成感があります。
普段AFで撮影しがちな筆者ですが、MFでの撮影ではより自分自身で写真を撮っているという実感がありました。
フォーカスリングの他に絞りリングもレンズについているため、2つのリングをくるくると回しながら撮影するのは楽しく、また使いたい組み合わせになりました。