
【FUJIFILM】SIGMAレンズで、雨上がりの公園へ。
「シグマレンズがXマウントで使えたらいいのに」
私ごとですが、こんな事を4〜5年前から考えていました。その頃ちょうどAPS-Cミラーレス専用の単焦点レンズがシグマから登場し、デザインも描写も秀逸だなと思っていたのです。
そして今年、遂にその夢が叶う時が来ました!『Contemporary 16mm F1.4 DC DN』『Contemporary 30mm F1.4 DC DN』『Contemporary 56mm F1.4 DC DN』の3本がXマウントで発売されたのです。
今回はその中の1本『Contemporary 56mm F1.4 DC DN』と『FUJIFILM X-T4』を持ち出して公園へと行ってきました。
撮影の当日は昼まで本格的な雨。まだ雨の匂いが感じる中訪れたのは、新宿駅からほど近い都立公園。
かなり広い敷地を散策していくと、まだ咲き始めのアジサイを見つけることができました。
この季節の雨上がりは、緑の香りや土の香りが濃密。地面からは落ちた銀杏からイチョウの若芽がニョキニョキとたくさん生えています。
葉に残る水滴を「ACROS」で。今回はX-T4の様々なフィルムシミュレーションを使用して撮影をしています。
オオバコ(植物)の上で羽を広げるてんとう虫。『Contemporary 56mm F1.4 DC DN』は35mm判換算84mmのレンズなのですが、この画角のフルサイズレンズでは出来ない“寄って撮る”事が可能なのです。
最短撮影距離は50cm。小さな虫の表情さえも写し撮ることが出来ます。
水たまりは雨上がりの最高の被写体。
そして雨上がりはキノコ祭り。食べれるキノコでしょうか?
こちらは「ETERNA ブリーチバイパス」で撮った1枚。解像力の高いシグマレンズとフィルムシミュレーションの相性もバッチリです。
「Velvia」の色の強さ。
雨上がりの太陽は、いつもより光がキラキラと見えるのです。
しっとりと美しい。
濡れた羽を乾かしていたのか、アゲハ蝶が休憩中。撮影後に元気に飛び立って行きました。
これから雨の多い季節。じとじとじめじめは嫌ですが、雨上がりを楽しみにカメラを持って出かけるのも良いかもしれません。
フジフイルムとシグマの魅惑のコラボレーション。今後のレンズ展開も非常に楽しみです。