【FUJIFILM】X-H2とX-T4で撮る水彩画
FUJIFILMFUJIFILM XF lensX-T4スタッフおすすめ機材フィルムシミュレーションを楽しむミラーレス動画ミラーレス動画 フジフイルムX / GFX編動画撮影
発売してまだ間もない「XF30mm F2.8 R LM WR MACRO」。
最短撮影距離「0.1m」と恐ろしく近づいて撮影することが出来ることもあり撮影したいと考えていましたが、冬真っただ中ということもあり鮮やかな花などは咲いていないため、何を撮るか悩んでおりました。
そこでふと思い出したのは「画材一式」です。
約1年ほど押入れの中に放置されており、練習していた頃からかなりブランクがあるため恐る恐るではありますが、「いつか撮影したい景色」をテーマに水彩画を描いてみました。
手元などの撮影はもちろん「XF30mm F2.8 R LM WR MACRO」で行っておりますが、俯瞰撮影に関してはその美しい描写で人気の高い「XF33mm F1.4 R LM WR」を使用して撮影しております。
ボディに関しては「XF30mm F2.8 R LM WR MACRO」には「X-T4」、「XF33mm F1.4 R LM WR」には「X-H2」を使用しております。
描いている風景をそれぞれのレンズで撮影しましたので動画からご覧ください。
なお、せっかく「色」のある被写体なのでフィルムシミュレーションの「Velvia(ビビッド)」を使用しております。
久しぶりの水彩画でかなり緊張しましたが思っていたよりもうまく描けたかな、という印象でした。
なお、動画内の最後に差し込んでおります絵に関しましてはカメラで撮影したものではなく、スキャンした画像ですのでご了承くださいませ。
ここからは「XF30mm F2.8 R LM WR MACRO」はどの程度寄れるのかと思い、実際に描いた絵を撮影しました。
最終的にはここまで寄る事が出来ました。
最短撮影距離0.10mなのでレンズからの距離であればほぼ被写体に接触するレベルで近づくことが出来ます。
絵具を撮影しましたが絵具の細かな濃淡がしっかりと写っています。
次に撮影環境をご紹介させていただきます。
机の上はこのような形で撮影及び作業をしておりました。ちなみに動画内ではそれぞれの絵を描いている日が異なっておりますので若干セッティングなどは異なっております。
余談ではありますが、ドライヤーに関しては動画内では写っておりませんでしたが、絵具を乾かすために使用しております。
Velbonの三脚に「SLIK スライディングアーム II 」を取り付け、雲台はビデオ雲台ではなく3Way雲台を使用しています。
ビデオ雲台ではなく、3Way雲台を使用していることには理由があります。
その理由とは縦位置に出来るということです。
縦位置にすることで写真のように撮影できるようになります。詳しくは下記ブログにてご紹介させていただいているのでよろしければご覧ください。
・【SONY】「タイムラプス&俯瞰撮影」撮った風景を水彩画で描くところを撮る
三脚の足元には「XF30mm F2.8 R LM WR MACRO+X-T4」を「Manfrotto PIXI EVO ミニ三脚 MTPIXIEVO-RD レッド」に乗せて手元の撮影をしております。
この撮影において最も活躍してくれたのはやはり「X-H2」と「X-T4」のバリアングルモニターです。
ある程度自由に角度を調整できるので描きながらどのように撮影されているか確認できることはかなりの強味でした。
さらに明るさを確保するためにスライディングアームに「NANLITE Pavotube II 6C RGBWW LEDライト 15-2017」を取り付けております。
このライトは先端部分が磁石になっており、金属に取り付けることが出来ます。
こちらのスライディングアームでは磁石で直接取り付けることが出来ませんが、ライトに金属プレートが3枚付属しているので紙テープでそのプレートを取り付けライトを装着しております。
このライトはそこまで重くないので汎用性も非常に高いです。
また給電しての点灯が可能なので電源があれば長時間の撮影にも使用できます。
なお満充電、光量100%で体感おおよそ1時間弱ほどの使用が可能でした。
最後に実際に描いた絵を「XF33mm F1.4 R LM WR」で撮影いたしました。
「いつか撮影したい風景」ということで夏らしい入道雲と海、日本のウユニ塩湖とも言われている江川海岸、星空を描きました。
入道雲と海はともかく、あとの二つは電車しか足がない筆者にとってはなかなか赴くことが難しい場所です。
とは言えテーマの通りいつか撮りに行きたいと思います。