
とある休日、FUJIFILMのハーフサイズカメラ「X half X-HF1」を相棒に、横浜の港町をのんびり散歩してきました。いつも見ている景色も、このカメラの独特なファインダーを通すと、まるで違う表情を見せてくれます。
旅の始まりは、横浜ベイブリッジを一望できる港の見える丘公園からです。小高い丘から広がる景色は、何度見ても飽きることがありません。
強い日差しの中にくっきりと映し出される日時計の影を一枚。バッテリーとメモリーカードを含めても約240gと非常に軽量なX halfは、こうした気ままな横浜散歩にぴったりです。
公園の中で見つけた、強い風にはためく国際信号旗。この旗が意味する「ご安航を祈る」というメッセージに、行き交う船の安全を願ってシャッターを切りました。
丘を降りる道中で、ゆっくりと回る風車を発見。風車のオレンジ色が、青空に鮮やかに映えていました。X halfは縦位置写真が基本となるため、普段は意識しない縦の構図で景色を切り取ることができます。
続いて訪れたのは山下公園。公園の片隅で、夏の終わりを告げるように力強く咲くヒマワリを見つけました。素通しのファインダーを覗き、その瞬間を逃さず写真に収めます。
山下臨港線プロムナードを歩くと、正面には横浜三塔の一つ、青緑色のドームが美しい横浜税関が見えてきます。このカメラは、気になったものをファインダーで覗いてみるという、他のカメラとは違った独特なリズム感があり、散歩をより一層楽しいものにしてくれます。
横浜港新港ふ頭5号岸壁に白い船が泊まっていました。奥には新港埠頭のシンボルであるハンマヘッドクレーンが立っています。
今回の横浜散歩はここまで。X half X-HF1は、いつもの風景を違った視点で切り取ることができ、改めて写真の楽しさを思い出させてくれるカメラでした。
お気に入りのカメラをちょっとそこまで、新しい風景を探しに出かけてみませんか。