【FUJIFILM】X-PRO2とちょっとそこまで
川崎で用事を済ませ時間が余った午後の日のこと。
天気もいいのでどこに行こうかと予定もなく駅の路線図を眺めていたら目に留まったのが秘境駅「海芝浦」でした。
「海芝浦」駅に向かうにはひとつの方法しかありません。それは鶴見線に乗ること。
早速、電車に乗り換え鶴見線の始発駅である鶴見駅に向かいました。
昭和の面影を色濃く残すレトロなホームに3両編成の短い電車入ってきます。平日の午後なので乗客は少ないのかなと思っていると、想像よりも多くの人が降りてきました。
乗降が落ち着いてきたことろで乗り込むと、車内にはサラリーマンや学生など多くの人が出発を待っています。しばらくたつと発車ベルの音が鳴りゆっくりと電車が走り始めました。
走りだしてすぐは住宅街といった趣ですが、だんだんと車窓が切り替わり工場や運河を見ることが出来るようになってきます。
鶴見駅を出発して揺られること約11分。目的の秘境駅「海芝浦」に到着しました。
駅の前面には運河が広がっています。この日は天気も良く穏やかな潮風が吹いていました。
海芝浦駅の魅力は何といっても目の前に広がる運河の眺めと電車に乗ってしか訪れることが出来ないところです。
実はこの駅、一般道につながっていなく乗って来た鶴見線でしか訪れることが出来ません。しかも運河が広がる駅の反対側は東芝の京浜事業所があるため一般の人は立ち入ることも出来ないのです。
そんな駅のホームを先に進むと、実は「海芝公園」という小さな公園があります。この公園は駅を訪れる人のために、東芝の京浜事業所が敷地の一部を整備し一般に開放した私設公園なのだそうです。
運河を挟んで横浜ベイブリッジをしのぐ1020mの全長と183mの高さを誇る鶴見つばさ橋をよく見ることが出来ます。また、工業地帯の運河沿いということもあるため、この日も多くの船も行きかっていました。
ゆっくりとした午後の時間がのんびりと過ぎていきます。
都心から近い秘境駅「海芝浦」ちょっとそこまで出かけてみませんか?
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