とある休日の午後、近所の里山を散歩してきました。
この日のお供はFUJIFILM X-Pro2とXF35mm F2 R WR。
普段と違った撮影をしてみたく、フィルムシミュレーションをアクロスに設定しています。
雑木林の中に入っていくと鳥のさえずりが響き、木々の間に午後の光が差し込んで来ています。
土の道を感じながら尾根に出来た道を進んでいきます。
足元を見るとタンポポが花を咲かせていました。ファインダーを電子式に切り替えて撮影します。
X-pro2は、ハイブリットファインダーなので通常の撮影は光学ファインダーを、ピントをしっかり見たいときや近づいて撮影するときは電子式にと、
シチュエーションに合わせて切り替えることが出来るのも魅力です。
分けれ道の看板が立っていました。どちらに向かおうか考えながらシャッターを切ります。
XF35mm F2 R WRは絞り込んで撮影するとモノクロらしいシャープな描写を見せてくれます。
林の中に大きな鉄塔が立っていました。空を見上げてると大きさや金属の質感を感じることが出来ます。
光学ファインダーを使って、仕上がりを想像しながら空を切り取ってみます。
尾根道から谷間に降りてくると小さな水の流れがありました。水面には谷の木々がぼんやりと反射し小さな水音を立てています。
X-pro2は水面の雰囲気や水辺に生えている植物や土の質感を捉えてくれました。
谷間に光がさしてシダにあたっていました。降り注ぐ光が地面に根を張るシダの力強さを一層感じさせます。
明るい場所へ出てきました。道は続いていますが今日はここまで。
X-pro2は描写力はもちろんのことクラシカルな外観や切り替え式ファインダーなどが、コンパクトなボディに集約されているところが魅力です。
いつでも持ち歩きたくなるカメラとちょっとそこまで、春を探しに出かけてみませんか。