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先日、フジフイルムから新モデル「X-S10」が発売されました。

同社から出されているAPS-Cミラーレスカメラとしては3機種目となるボディ内手ブレ補正を搭載しており、また新フィルムシミュレーション「ETERNA Bleach Bypass」もX-T4、アップデートで後から搭載されたGFX100に続き、これもまた3機種目として搭載されました。

またセンサーはX-T4と同じX-Trans CMOS 4、処理エンジンもまたX-Processor 4を採用されており、画質性能はX-T4同等といっても過言ではありません。

 

そんなコンパクトかつハイスペックなX-S10とXF16-55mm・XF 80mmをもってX-S10のボディ内手ブレ補正の能力を見てみながら、鎌倉に行ってきました。

 

【X-S10 in Kamakura Movie】

FUJIFILM  X-S10 – FUJIFILM フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR

今回、16-55mm F2.8を採用した理由は、純粋にボディ内手ブレ補正のみで比較をするためです。

今回はボディ内手ブレ補正と動画用の手振れ補正(DIS)もONにして撮影をしましたが、ボディ内手振れ補正のみでかなりの仕上がりになりました。

また、発売されるX-S10のレンズキットのラインナップは、XC 15-45mm、XF 18-55mm、XC 15-45mmとXC50-230のダブルレンズキットの3種類が展開されており、3本すべてにレンズ内手ブレ補正が搭載されておりますので、より安心して動画撮影にお使いいただけます。

FUJIFILM  X-S10 – FUJIFILM フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR

1/20 – F2.8 – ISO640 – 16 mm

FUJIFILM  X-S10 – FUJIFILM フジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro

1/60 – F8 – ISO320 – 内蔵フラッシュ使用

撮影をしたのは数日前ではありますが、まだ鎌倉の紅葉は色づいておらず、鎌倉といえばといったら必ずや候補に挙がってくるであろう鶴岡八幡宮もまだ緑が広がっていました。

またX-S10はミドルスペックモデルではあるものの、内蔵フラッシュを搭載しており、接写かつF8といった光量が必然的に下がってしまうような環境下でも内蔵フラッシュで十分に柔らかい光を与えてくれました。花びらにめしべの影が硬すぎず柔らかく表れてくれているのがわかります。

FUJIFILM  X-S10 – FUJIFILM フジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro

1/80 – F5.6 – ISO800

ご存じの方も多いと思いますが、鎌倉は駅近くに小町通りや鶴岡八幡宮に続く鳥居が続く道や、また江ノ電やJRで北鎌倉駅まで一駅移動すればまた、新たな観光地に出会えたりなど、1回では制覇できないほど見どころが多い場所です。

筆者は荷物が重量になることを理由に車で訪れましたが、観光スポット付近の道や駐車場が狭く苦労したのを覚えております。次回はより荷物をコンパクトにして車で訪れても可能な限り鎌倉周辺は徒歩で移動するか、電車でまた訪ねたいと思います。

FUJIFILM  X-S10 – FUJIFILM フジノン XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro

1/30 – F2.8 – ISO160

ほとんどスチルは80mmマクロでの撮影となってしまいましたが、動画はすべて16-55mmで撮影を行いました。

先にも申し上げた通り、X-S10の手ブレ補正能力も意識して頂きながら少しでも画面上で鎌倉散策を楽しんでいただけたらと思います。

設定は、FHD 29.97fps, 手ブレ補正は、IBIS+OIS+DISにしております。※OISは16-55mmなので無効です。

FUJIFILM  X-S10 – FUJIFILM フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR

1/30 – F2.8 – ISO3200  – 55 mm

夜は鎌倉を離れて首都高ドライブをしました。

昼夜を問わず、様々なチューニングカーが集まる大黒PAから撮影した一枚です。

余談ですが、筆者は首都高の夜景を堪能しながら、パーキングエリアに立ち寄って飲み物を飲みながら一服するのが好きです。この時期は、冷たい夜風に当たりながら飲む缶のコーンスープが撮影の疲れを癒してくれました。

FUJIFILM  X-S10 – FUJIFILM フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR

1/15 – F2.8 – ISO1600 – 34.2 mm

 

こちらは平和島PAです。週末に閉鎖の多い大黒・箱崎・芝浦・辰巳に比べて比較的空いており快適にのんびりと過ごせるPAです。

こちらのPAは写真のように、走ってきた道路を眺めることもできます。交通量の多い日は、レーザービームを撮影できるかもしれません。

 

夜に撮影した写真のISOはそれぞれ3200と1600で撮影しましたが、NR処理も程よくされており、APS-Cで高感度はちょっと・・・と抵抗がある方も許容してもらえるノイズ感ではないかといった印象でした。

それでもできる限りSSが落ちてもISOを抑えたいという方でもボディ内手ブレ補正がその要望を応えてくれます。

 

新シリーズの1stモデル「X-S10」。重い機材がつらくなってきているが機能は妥協したくない方、これからカメラを始める方でも気軽に扱える、使う人を選ばないカメラではないでしょうか。

気になった方はぜひとも店頭で実機を試してみてください。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:20年12月02日 11時30分 ]

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