とある休日。凉を求めて都内にある等々力渓谷まで行ってきました。
この日のお供は機動性を重視してFUJIFILM X-T4とTTArtisan 35mm F1.4 Cを持って出かけました。
旅の始まりは東急大井町線の等々力駅からスタートです。
等々力渓谷は23区唯一の渓谷で谷沢川の浸食によって出来た約1キロの渓谷です。
等々力駅から少し歩くと等々力渓谷の入口のゴルフ橋に到着しました。
橋の上から渓谷をのぞき込んでみると涼しげな流れがありました。
渓谷に沿って遊歩道が整備されているのですが、訪れた日はタイミングが悪く、倒木の影響で遊歩道に立ち入ることが出来ませんでした。
遊歩道に降りることを諦めて、等々力不動尊の方は立ち入りが出来るようなので、環状八号線を渡って迂回することにしました。
渓谷へ向かって等々力不動尊の階段を下っていくと、涼しい風が上がってきます。振り返ると深々とした緑を感じることが出来ました。
久しぶりのマニュアルフォーカスレンズに緊張しながら、ピントを合わせていきます。
ここから先の遊歩道は立ち入り禁止となっていました。この先、上流に向かって進んで行くとゴルフ橋に行くことが出来ます。
涼しげな音を立てて水が落ちていく不動の滝を、シャッタースピードを遅めに設定して撮影してみました。
不動の滝の水の音は「等々力」の名前の由来になったそうです。
渓谷内は30箇所を超える場所で湧水が湧いていて、谷沢川へ向かって小さな流れが流れ込んでいきます。
X-T4のバリアングル液晶を使ってローアングルで撮影してみました。
渓谷の中は、周りより涼しいとは言え、暑さに負けて宇治金時のかき氷を頼んでみました。
水の音を聴きながら食べるかき氷は、格別な味でした。
凉を求めてちょっとそこまで、お気に入りのカメラと出かけてきませんか。