
連載中の「カメラを愉しむvol.41」は、「FUJIFILM X-T4に新たなTokinaレンズという選択肢」をご紹介いたします。私はフジフイルム機材を使うとき「5割がフジノン XF 35mm F1.4 R」「3割がCarl Zeiss Touit 32mm F1.8」「2割が七工匠 7Artisans 35mm F1.2」というレンズのチョイスで撮影を楽しんでいます。
「どうして同じ画角ばかり?」と思われる方も多い事でしょう。その理由はレンズ1つ1つにとても魅力的な「個性」があるからです。癖というと響きがあまり良くありませんが、そのレンズにしか出せない持ち味が楽しいのです。
標準域が好きなわたしですが、この夏ちょっと気になるレンズが発売となりました。そのレンズは「Tokina atx-m 56mm F1.4」。画角的には私の好みの画角ではないのですが、弊社スタッフが撮影した写真を見て「はっ」とあの頃の懐かしい記憶がよみがえってきました。その懐かしい記憶とは、過去にお気に入りで愛用していたレンズ「Tokina AF 28-70mm f2.8 PRO SV」を思い出す空気感を持っていたこと。
ボケ味の綺麗なレンズは山ほどありますが、そこにどう個性を見出すか。このレンズは柔らかなボケながら少し残像が残るような写りをします。
慣れない画角ではありますが、スナップにも使いやすいと感じました。
ピントの境目の描写が分かりやすいカットです。いかがでしょうか。
コンクリート越しのイエローに輝くアウディ。光アソビを楽しんでみました。
この画角を手にすると不思議な感覚になります。少し変わった造形のものを撮りたい衝動に。たまにはお気に入りの画角以外にもチャレンジしてみると楽しいものです。
近頃のMAZDAの車は「魂動デザイン」をコンセプトとしており、野生の動物が獲物を捕らえる時のその一瞬の美しさをイメージしてデザインされています。
ここのところ雨天が続いているので、少し晴れ間が恋しくなってきました。
色再現もニュートラルでとても使いやすいレンズです。
金属の質感も上手くとらえています。造形美を撮影したくなるレンズということは「立体感」があり、そのような被写体にも適しているということ。
ボケ味と立体感のバランスがよく、とても魅力的なレンズでした。
実はまだ「Tokina トキナー」のレンズを使ったことがない!という方。ぜひ一度手に取ってみてください。トキナーのレンズならではの空気感を存分にお愉しみいただけるとおもいます。