【FUJIFILM】X-T4にKAMLAN 50mm F1.1 成田山と菊祭り
そろそろ冬にふさわしい寒さになってきました。
連日の寒さに加え、かなりの大雪となっている地域もあり油断なりません。
日々、体には気をつけていきたいものです。
さて、先月半ばに成田山に散歩に行った際に菊花展が開催されていました。
成田山新勝寺菊花大会と言いまして明治16年より続く伝統ある行事なのだそうです。
今年は境内の一角に展示されていました。
相変わらず見事な花付きをした菊が並んでおり訪れる人の目を楽しませていました。
今回用意しているのはFUJIFILM X-T4とKAMLAN(カムラン) FS 50mm F1.1
FUJIFILM X-T4はフラッグシップモデルとしては最新の機種にあたり、6.5段分の手振れ補正機構を搭載しています。
手持ちでの撮影には心強い味方です。バッテリーも変更され大容量化しているので撮影時間に不安なく使用することが出来ます。
そしてKAMLAN(カムラン) FS 50mm F1.1はコンパクトな外見とガラスの詰まったずっしりとした重量感を持ちます。
このレンズの特徴は極端に明るいF値とそれに見合わないほどのとてもお安い価格でしょう。
マニュアルフォーカスなのでじっくりとピントを合わせていくのを楽しむレンズであるともいえます。
このレンズのとても明るいF値のもたらすボケを楽しんでいきたいと思います。
開放で撮る。それが愉しい。そういうレンズではないでしょうか。
今どきの解像力の高いレンズとは違い、ピントのあたりが柔らかくふんわりとした描写となっています。
オールドレンズと言われればそのまま納得できてしまうような写りです。
シャープネスが低めであるレンズですがボケはとても綺麗にふんわりと味わいのあるものになります。
なんだか少しレトロな雰囲気の写真のような印象的な写りです。
最近の高画素、高解像の描写が中心になりつつあるなかで、最近のレンズの傾向とは真逆を行くような印象です。
とても個性的なレンズであり、これを2万円台で購入できるというだけでも、ものすごい魅力的な事だと思います。
KAMLAN(カムラン) FS 50mm F1.1というレンズで撮影してみました。
このKAMLANは中国、台湾、ドイツの3国のプロチームによって設立されたそうです。
ブランド名は台湾の北部少数民族に由来とのこと。ブランド創設者の故郷「カヴァラン」という先住民族の母語であり、英語でKAMLANとなるのだそうです。
このレンズはコストパフォーマンスという言葉もいらないほど低価格で提供されていながら
開放値F1.1を備えるという強烈な個性を持つレンズです。
皆様も一度この魅力的で入手しやすい価格を持つこのレンズを試してみてはいかがでしょうか。