春の息吹を感じる4月。
入学シーズンに合わせて咲き誇る日本の花『桜』
家の近くにある公園の桜が満開なのを目にして、今年もこの季節が来たことを感じます。
「花を撮るならマクロレンズ」とはいうものの、並木や人混みの中だとまた用途が変わります。
そんな私がお勧めするサクラレンズはFUJIFILM フジノン XF90mm F2 R LM WR
今回はX-Pro3と合わせて、目黒川の桜並木へ行ってきました。
私が足を運んだ時はまだ八分咲きと言ったところで、所々新緑の葉が垣間見えておりました。
実はFUJINON XF35mm F1.4も持っていたのですが、人が多くどの構図にも人物が入ってしまう。
撮って出しの私には中々難しい。
そんな時に取り出したのが、冒頭にも紹介したこのレンズです。
望遠137mm相当(35mm判換算)の焦点距離と明るい開放F値2.0の性能を持つ大口径単焦点レンズ。
絞り開放で撮影するとこのように美しい前ボケと後ろボケを演出でき、無駄のない画を切り取ることができます。
太陽光を浴び、光と影で出来る桜色のコントラストがしっかりと撮れています。
また、FUJIFILMの特色の一つであるフィルムシミュレーション。
上記の写真はクラシックネガを使用。
X-Pro3から登場したクラシックネガはその名の通りクラシカルな色合いになります。
同じ場面でも、このカメラ1台で全く違う雰囲気になり、カメラを複数台持つことなく撮影の楽しさが格段に広がります。
望遠で撮る風景写真は広角や標準とは違い、奥行きがあり、ボケ感も変わってくるので個人的にとても好きです。
日本は四季がはっきりとしているので、それぞれの時期に撮影対象があり、楽しみに溢れています。
春のまどろむような温かさから抜け出すには、少し億劫ではございますが今撮らないと散ってしまう。
そして桜が散って青葉が見える頃にはまた次の被写体へカメラを向けている事でしょう。
その時にはまたブログにてご紹介させて頂きます。