【Konica】 HEXAR RF 1/4000秒、AE、ワインダー搭載レンジファインダーカメラ
1992年に発売され好評を得ていた高性能・高画質レンズシャッターカメラ「Konica HEXAR」。
HEXERを「レンズ交換式にして欲しい!」「高速シャッターが使いたい!」
というユーザーからの熱望に応えるべく誕生したのが「Konica HEXAR RF」(1999年)です。
ボディには、堅牢な含銅シルミン系アルミダイキャストを
ボディシェルには、強度、軽さ、耐衝撃性、耐腐食性に優れたチタン材を使用しています。
ボディに向かって右上のファインダー窓、その左にファインダー採光窓、機種名を挟んでやや小さめの距離計窓。
ファインダー窓の下に視野枠切替えレバー、レンズマウントとその左にレンズ着脱ボタンが、それぞれ配置されています。
レンズマウントは、「コニカKMマウント」を採用しています。
これはもう、ほぼ「ライカ」ですね~! しかし、ライカを越えた(!?)ところもあるのです。
まず、電子制御式縦走行フォーカルプレーンシャッターは、最高速1/4000秒、ストロボ同調速度1/125秒を誇ります。
(M型フィルムライカは 1/1000秒)
ファインダーには、コントラストが高く見やすいブライトフレーム、3組6種類(28/90mm、35/135mm、50/75mm)を内蔵。
もちろんパララックス自動補正付で、視野のズレを修正します。
また、ファインダー倍率を0.6倍に抑え、28mmのフレームも見やすくなっています。
TTL実絞り中央重点測光で精度の高い露出決定が可能なことに加え、絞り優先オートを装備しています。
(ライカは、2002年のM7で初めて絞り優先AEを搭載)
また、シャッターボタン半押しで露出を固定する、AEロック(AEL)も用意されています。
そして、このカメラには、フィルム巻上レバーがありません。
電子制御給送システム(オートワインダー)を内蔵し、最高で秒間約2.5コマの連続撮影ができるのです。
(ライカでは外付のワインダー)
発売当初用意されたHEXAR RF専用のKonica M-Hexanon レンズは、28mmF2.8、50mmF2、90mmF2.8 の3本でした。
1931年の誕生以来、数々の名レンズを発表してきたコニカ HEXAR、HEXANON レンズの血統を受け継ぎ、
さらに先進の光学技術が投入されています。
専用フラッシュ HX-18W は、小型ながらガイドナンバー18(ISO100)。
ワイドアタッチメントを使わずに28mmの広い画角まで対応します。
AE、AELモード時は、自動的にシャッタースピードが1/125秒に設定されます。
コニカ最後のフラグシップカメラとして登場した HEXAR RF。
レンジファインダーカメラの速写性をさらに高める
「自動露出」「自動巻上げ」「1/4000秒高速シャッター」を備えた個性的なこのカメラ、
20世紀末にコニカが残したレガシーと言っても言い過ぎではありません。
ライカは敷居が高いと思っている方にもオススメの1台ですよ!
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