【Leica】お花見ライカ
例年より早かった、東京の桜の開花。 その後の好天もあり、気がつけばあっという間に満開に。
ただでさえ、何となく気が急くこの時期にあって、一刻の猶予もないといった状況です。
そんな時、桜をサクサク撮る(……)のに適したライカカメラといえば、これ!
ライカ CL です。
ライカ初のミラーレス機として 2014年4月に登場した ライカT(Typ701)。
その流れをくみながら、大幅に進化した ライカ CL は、2017年12月の発売以来、大変な人気を博しています。
今回は、その ライカ CL に、これまた人気の広角ズームレンズ
スーパー・バリオ・エルマー TL11‐23㎜ F3.5‐4.5 ASPH.を装着して、
春の暖かな日差しのもと、横浜の山手地区にある西洋館の数々を訪れてみました。
まずは、みなとみらい線 元町・中華街駅下車すぐの「港の見える丘公園」に。
本当に良い天気。 澄み渡った青空と海の中にベイブリッジが映えていました。
きれいに整備され、色とりどりの花が咲き誇る花壇を眺めながら進むと、ありました、お目当ての桜の木が…
まさに満開です。
35㎜判換算 約17~35㎜相当の画角は、満開の迫力を表現するのにうってつけ。
人も少なかったので、あれこれアングルを変え、バシャバシャとシャッターを切りました。
そして、園の端にある「横浜市イギリス館」へと。
山手地区の西洋館は、どこも入場無料、写真撮影も他の見学者の迷惑にならないようにすればOKということで、なんともうれしい撮影スポットです。
邸内は少し暗め。 その昔、持参したライカ M3では撮影できなかった趣ある調度品の数々も、CLなら気軽に、そして味わい深く撮影できました。
館を後にし、「山手外国人墓地」の脇を進むと、隣接する「元町公園」にも見事な桜が…
「エリスマン邸」「ベーリック・ホール」と続きます。
邸内には、イースターの装飾が… ハロウィンのかぼちゃと違って、イースターの卵はさすがにまだなじみが薄いか…
次の洋館に行くと途中に、素敵な教会が…
青空に向かって伸びる尖塔を広角で狙います。
最後に訪れたのは、「山手イタリア山庭園」内にある「ブラフ18番館」「外交官の家」の2棟。
この時、すでにJPEGで300枚ほど撮影していて、バッテリー交換が必要になりました。
TL11‐23㎜ は、標準ズームのTL18‐56㎜より少し全長が長く、径も大きくなります。
TLシリーズだと、装着するとちょっとバランスが悪くなりますが、CLならファインダーを覗くことでホールディングが安定するので、軽快に超広角撮影を楽しむことができます。
これからの季節、この組み合わせはおススメです!!
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