【Leica】フィルムカメラで撮ろう!SL2編
今回紹介するのは、ライカの一眼カメラ「ライカフレックスSL2」です。
少し大きなボディは、手の大きな男性にはしかっりホールディング出来 安定性が高いです。
開発当時、日本メーカーの一眼レフと競合しない高級一眼レフの路線で開発された重厚な造りで、どことなくタイガーI型戦車を彷彿とさせます。
ファインダー下部にシャッター速度と絞り値の目盛があり、右側に露出計メーター指針と追伸針があり、暗いところでも露出を
確認できるようにイルミネーターが内蔵されています。
「ライカフレックスSL2」は、1974年から1976年までに約25509台製造されたと言われています。
ボディだけではなく、レンジファインダーカメラには無い豊富なレンズバリエーションも一眼レフカメラシリーズならではの魅力です。
超広角レンズ15mmから超望遠レンズ800mmに加え、ズームレンズにマクロレンズ等レンジファインダーカメラ用レンズとは違った
レンズの魅力も楽しめます。
大きさを比べてみました。手前からライカM4、真中がライカR6.2、一番後ろがライカフレックスSL2です。
M型は勿論、同じ一眼レフカメラのRシリーズよりも一回り大きいサイズです!
ライカの一眼レフ用レンズは、カメラの進化に合わせてカムが変わってきています。
ご使用にあたっては、正しいカメラとレンズのカムの組み合わせが必要です。
1カム、ライカフレックス用として作られたレンズです。
2カム、ライカフレックス用のカムにSL用のカムを増設。ライカフレックスとライカフレックスSL-2まで対応。
3カム。2カムのレンズにRシリーズ用のカムを増設。ライカフレックスからライカR7までのRシリーズに対応。
Rカム、Rシリーズ用の3番目のカムのみ。ライカRシリーズ専用でR3からR7まで使用出来ます。
ROM、RカムのレンズにR8及びR9で使用する電気接点を追加したレンズです。R8もしくはR9の性能をフルに活かすには
ROMレンズが必要です。
※ROMレンズはR3からR7のRシリーズでも使用頂けます。また、3カム及びRカムレンズはR8及びR9のボディで絞り優先
オートモードとマニュアル露出モードのみでの使用が可能です。