【Leica】ライカTにつけてみました~その3~
「ライカTにつけてみました」
さて、今回はこちらのレンズをつけてみました!
ライカT(Typ701)+アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.
焦点距離50mm、開放F値2.0という標準的なスペックに敢えて抑え、その分描写性能の向上に力を注いで開発された本レンズ。
ズミクロンの50mmとしては初の非球面レンズやアポクロマートレンズの採用により、
輪郭部の色収差を抑え、ディテールの自然な再現を実現。
またレンズの性能評価方法のひとつで、細部のコントラスト再現性と解像力を表すMFTの試験の結果でも、
画面中心部から周辺部に至るまで、高いコントラスト、シャープネスを維持できることが証明されています。
その性能はまさに「折り紙付き」ですが、やはり実際の写りが気になるところ。
ライカTにつけることでどんな描写を見せてくれるのか・・・
百聞は一見に如かず!ということで作例にまいりたいと思います!
F5.6 1/100秒 ISO400
F5.6 1/100秒 ISO125
F2.8 1/50秒 ISO800
評判通りの解像力を見せてくれています。
葉の一枚一枚や、造形の細部まで周辺でもしっかりとした描写で、どんなシチュエーションでも自信を持って撮影に臨めます。
F2.0 1/100秒 ISO100
F2.8 1/2000秒 ISO100
ピント面のシャープさは秀逸、当たり前のように花弁の脈を正確に描き切ります。
また、徹底的に収差を抑える設計ゆえ、色の滲みや像の流れなどのない非常にニュートラルなボケが生まれています。
F2.8 1/80秒 ISO1600
F2.0 1/250秒 ISO800
F2.0 1/125秒 ISO800
そして、被写体の持つ質感、温度や湿度までを写し取るような描写は流石といったところです。
金属の冷たく硬い質感、布の柔らかい質感などが伝わってきます。
機能美を追求した「T(Typ701)」と、描写性能を追求した「アポズミクロンM50mm F2.0 ASPH.」。
この組み合わせで写真表現の可能性を追求してみてはいかがでしょうか。
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