【Leica】何コレっ?! 第3回 『14214』
思わず「何コレっ?!」と叫びたくなるこの物体。黒くて四角く、両端が丸くなったこれは、いったい何でしょう?
良く見るとライカのコードネーム「14227」のようですが ・・・。
!二つに分離しました。 手前が「14227」、奥が「14214」ですね。 (どちらも同じ位置に「Leitz」のマークが!)
「14227」には、単3型乾電池が4本はいります。
本体の「14214」とバッテリーケース「14227」が合体して「LEICA WAINDER M4-2」となるのです。
カメラに取付けると背高のこんな感じになります。 (カッコいい~!)
装着可能なカメラは、「Leica M4-2」、「Leica M4-P」、「Leica M6」などです。※初期のM4-2は調整が必要なものがあります。
カメラの底部内側とワインダー上部にある連動軸がかみ合ってフィルムを巻き上げる仕組みです。
カメラへの取付けは、底蓋をはずし、それに替えてワインダーをセットします。
底蓋の着脱ノブの代わりに、ワインダー左手側のレバーを回して取付けます。
矢印の先、溝の段の付いたところで装着完了。さらに回せば、スイッチオンになります。
カメラの内部、矢印の位置の形が右のもの(M6より新しいM6TTL、M7、MP等)には取付けできないので注意が必要です。
実際に操作してみると、けたたましい巻き上げ音とシャッターボタンを押し戻してくる力強さに圧倒されます。
1枚撮りで秒間3枚撮影できます。
ワインダーを使用すると、フィルム巻き上げ時にファインダーから目を離さなくてすみます。
すなわち「シャッターチャンスに強くなる」ということです。
気分はもうプロカメラマンです!