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【Leica】冬はモノクロで写真を撮りたくなる。

【Leica】冬はモノクロで写真を撮りたくなる。

筆者は日差しが強い日にはモノクロで写真を撮りたくなります。光と影のコントラストが強ければ強いほど、モノクロで撮りたい欲が高まっていくのです。

特に冬特有の浅い角度から差し込んでくる強い太陽光がある日はほとんど無意識にモノクロモードに変更して撮影をしています。

今回の撮影はまさにそんな日でした。

使った機材はLeica M(Typ240) ブラックペイント とLeica アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH. です。

それでは作例をどうぞ。

普段何気なくみているビルも光の当たり方、影の落ち方で全く違う印象を受けます。

ビルの写真は非常にコントラストが強い写真をとなっています。人間の目を通して見るとこうは見えないと思います。人間の目では見えない景色を見せてくれるのも写真の面白さの一つだと感じます。

冬の太陽光は浅い角度で差し込み、その分影を長くします。
普段なら高い位置に太陽がある時間であっても特徴的な影を楽しむことができます。

田舎から上京した筆者にとって高層ビルを見るとつい上を見上げてしまいます。

自分が暮らしていた場所ではせいぜい2、3棟の高層ビルがあるくらいでしたが、東京は各地域に数多くの高層ビルが立ち並びます。そんな都会的な情景を切り取るのはなんだか贅沢な気にもなります。

 

今回使用したアポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.は5群8枚とシンプルな構成でありながら、その名の通り色収差を徹底的に抑えるアポクロマート設計を採用しています。またフローティング機構を内蔵しており、非常に高い解像力を持っています。優れた諧調性、高解像、高コントラストまさに最高峰のレンズです。

M Monochromeとの同時発表ということもあり、モノクロ写真との相性も非常にいいレンズだと感じました。

モノクロで撮影していると、色という写真において非常に大きな要素を考えなくてよくなります。それは筆者にとって大きな解放感となり、ついシャッターを多く切ってしまいます。

普段フィルム機を使用している筆者にとってデジタル機というだけでシャッターボタンを押す敷居が低くなっています。それに加え冬の光を纏ったストリートフォトとなるとシャッターボタンを押す指が勝手に動きます。

今回使用したLeica M(Typ240)はLeica初のCMOSセンサーを搭載機です。M9系と比べ、液晶が大型化され、ライブビューや動画撮影に対応したモデルとなっています。

普段フィルム機やライブビューを使用することができない機種を使っている筆者にとってライブビューを使った撮影は非常に新鮮でした。

今回使用した、アポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.の様な繊細な描写を可能にするレンズや、ズミルックス、ノクティルックスといった解放時の被写界深度が非常に浅いレンズを使用する際はレンジファインダーだと無理があるケースが多いです。そういった際に積極的にしようしてみようと思います。

以前の筆者ならば気温が低くなるにつれて、写欲も低くなっていっていたことでしょう。それは寒い日にわざわざ家から出ることへの億劫さが写真を撮りたいという気持ちに勝っていたからでした。

しかし、冬の撮影の楽しさを知った今は撮影のために外にでることが増えました。
冬にしか味わうことができない、光に魅了されてしまったのです。

春がすぐそこまで近づいてきていますが、皆様もかすかに残る冬の光を探してみてはいかがでしょうか。

 

↓↓今回使用したボディはこちら↓↓


↓↓今回使用したレンズはこちら↓↓

 

[ Category:etc. Leica | 掲載日時:25年03月09日 19時00分 ]

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