【Leica】手放せないカメラはありますか。
2月に入り東京もグッと寒さが増してきました。
カメラを握る手も悴みます。
唐突ですが皆さんはフイルムカメラを使用しますか。
私は初めてカメラを持った時からデジタルでしたので、デジタルカメラの方が馴染み深いです。
たまの気分転換や、長く記録に残したいものがある時にフイルムを使用することはあります。
気分転換という意味で言うと、フイルム写真は出来上がりを見るまでの緊張感が格別ですよね。
撮っている時もデジタルと比べて1枚1枚噛み締めて撮っている気持ちがあります。
そんな私のフイルムカメラ事情を今回はご紹介させて頂こうと思います。
是非お付き合いください。
せっかくの機会ですので、カメラバッグとお出かけセットもご紹介いたします。
最近は肩掛けのカメラバッグがお気に入りです。速写性に優れ、バッグ内へのアクセスが素早く行えます。なによりこの渋いキャンパス生地と佇まいが魅力的です。
thinkTANKphoto(シンクタンクフォト)のRetrospective®︎7(レトロスペクティブセブン)です。
このシリーズは大きさ毎にいくつも種類があるのでそれぞれ自分にあった用途や容量で選べるのが嬉しいです。
前面フラップにはサイレンサーが採用されており、状況に応じてマジックテープの音を立てることなく、開閉を妨げずに使用できるよう工夫がなされています。
またレインカバーが付属しているのも頼もしいです。
背面ポケットにはタブレットや電子書籍を忍ばせておいて移動時間に読んでいます。
それでは中身を出してみます。
カメラボディはCONTAX(コンタックス)G2ブラックとLeica(ライカ) R9 アンスラサイト
レンズはCONTAX(コンタックス)Biogon T*28mm F2.8(G)とLeica(ライカ)ズミクロン R50mm F2(ROM)です。
過去にはライカ・コンタックス論争なるものが盛大に繰り広げられた程の2大メーカー。ブランドとも言うべきでしょうか。
この2つのブランドのカメラを同時に持ち歩くなど当時の人には考えられなかったことでしょう。
少しそわそわします。
熱海の高台にある駐車場での1枚。私は夏が恋しいです。
業務用フィルムは非常にお手頃価格なので、まさに気軽に使えるフイルムの1つです。
CONTAX(コンタックス)G2はAFレンジファインダーというカテゴリーを作ったCONTAX(コンタックス)G1の上位機として1996年に発売。
ファインダーはズーム式でパララックスも補正され、AFも機能するという変わったスタイルのレンジファインダーカメラです。
バッグに余裕がある時、たくさん撮りたいなと思う時はボディを2台持って出かけます。
途中でレンズ交換をしなくても良いようにです。レンズ交換はシャッターチャンスを逃したり、埃などの混入であったり何かと気を遣うものです。
できるだけシャッターを切る瞬間に集中して楽しめるようにという考えからです。
Leica(ライカ) R9はマニュアルフォーカスの一眼レフカメラです。
1996年発売のR8の改良機、トップカバーが亜鉛ダイキャストからマグネシウム合金に変更されました。
軽量化やフイルムカウントが肩部分にも増えた等、細かな仕様変更はありますがここでは割愛します。
R7までのミノルタ製カメラをベースとした設計からガラリと姿を変え、ライカ独自開発設計となり全く異なるカメラへと変貌を遂げたのです。
2019年は空前のタピオカブームが到来しました。タピる、と言う単語は流行語大賞ノミネート30語にも選ばれました。
少しアクセサリーの話もしましょう。
レンズ交換をしない、とは言ってもブロワーは持っていきます。
VSGOのノズル取り替え式ブロワー、V-BO2。とても気に入っています。ノズルが長短と交換できたり、
底面に吸盤がついていて転がってしまうのを防止できたり、噴射力が安定しいるであったり、とても優秀です。
レンズペンやワイプも念のためバッグに入れておきます。特に嵩張るアイテムでもないですし、いざという時には頼りになります。
レンズペンは魚眼用やフィルター用などいくつか種類があるので選ぶ際には注意が必要です。
カールツアイスのレンズワイプ、拭き跡が残りにくく小分けで使い切り、携帯性にも優れており重宝しています。
替えフイルムも何本か持っていきます。同じフイルムを持っていくことは滅多にないのですがそれは、
色々な種類から選べたほうが楽しいからです。皆さまは同じものを持っていきますかそれともバラバラでしょうか。
CONTAX(コンタックス)G2はオートフォーカスが使えるので比較的気軽に撮り歩けますが、その反面ピントを追い込めるほどの機能が備わっていないので(ボディ左肩部分に距離数値表示とファインダー内に大まかな距離計表示はある)シビアな撮影やピントの追い込みは、お世辞にもできるとは言えません。
その点は理解した上で受け止めて付き合っていきましょう。
LEICA R9のファインダーは非常に見やすくピン合わせもしやすいです。ボディは決して小さくはないですが、ボディ形状は手に馴染みグリップが十分に確保されていて安心感を持ってシャッターを切れると感じます。
手動でのフイルム送りには趣があり、写真を撮っている実感を与えてれます。
フイルムカメラでの三脚使用はどことなく緊張感がありました。
原宿駅も老朽化に伴って取り壊しが決定し、来月3月21日から新駅舎共用開始予定。
もう今しか撮れないと言うことです。
すでに新駅舎は旧駅舎も覆うようにできています。
是非皆さまにも写真や映像におさめておいて頂きたいです。
根強い人気があるフイルム写真ですが、価格は年々高騰しお財布への風当たりは冷たくなる一方です。
私もなんとか踏ん張ってフイルムカメラ、フイルム写真を大切に楽しんでいこうと思います。
今回は少し長くなりましたがお付き合いありがとうございました。
皆さまも素敵なカメラライフをお楽しみください。