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【Leica】新製品 ライカ SL2-S オンラインプレス発表会

【Leica】新製品 ライカ SL2-S オンラインプレス発表会

12月11日(金曜日) 16時。

『新製品 ライカ SL2-S オンラインプレス発表会』がライカカメラジャパン株式会社主催で行われました。今回はその発表会の模様をご紹介いたします。

ライカプロフェッショナルストア東京より平山 深雪氏のナレーションでいよいよ中継がスタートしました。

【ライカカメラ社 社主アンドレアス・カウフマン氏によるご挨拶】

親愛なる日本の皆さま、こんにちは。

ライカカメラ社主のアンドレスアス・カウマンです。

本日はご視聴いただきありがとうございます。

ここはオーストリアにある私のプライベートオフィスです。

今こちらはロックダウン中です。

いつもはマスクを着けて仕事をしていますが

挨拶の間、外させていただきますね。

私は写真への愛がさらに深まり、写真撮影に意欲的に取り組んでいます。

皆さんも同じだと嬉しく思います。

ご存知の通り、ライカは皆さんの創造性を引き出すツールを提供することに使命を感じています。

そこで本日は皆さんご期待の新しい撮影ツールをご紹介いたします。

「ライカSL2-S」というLマウント搭載の新しいカメラです。

Lマウントは数年前にライカTカメラシステムで導入しましたがAPS-Cやフルサイズのレンズと互換性があります。

私は常にカメラを持ち歩いています。

今付けていますこのAPS-Cレンズは軽くて持ち運びにも便利なので旅行などでよく使用し、撮影を楽しんでいます。新製品の「ライカSL2-S」は動画等の性能が大幅に向上しています。

2400万画素のセンサーを搭載しているので動画撮影を好む方に特にお勧めです。

この後のプレゼンテーションをどうぞお楽しみください。

皆さまが安全で健康に過ごされますよう祈っています。

再び渡航可能となりましたら日本を訪れて皆さまと再会したいと願っております。

それでは素敵な夜をお過ごしください。

さようなら。

POWERFUL!

CINEMATIC!

RUGGED!

ONE CHOICE!

【ステファン・ダニエル氏による製品開発責任者プレゼンテーション】

親愛なる日本の皆さま。ライカの新製品発表会にご参加頂きましてありがとうございます。

ウェッツラーにあるライカカメラ社の本社からお届けします。

新製品「ライカSL2-S」をご紹介します。

「Two worlds.One choice」

2つの世界を1台に融合するという選択肢です。この新しいカメラを詳しく紹介してまいります。

写真も動画も撮影し、ビジュアルストーリーを伝えられる優れた描写性能を求めるフォトグラファーにとって新しい「ライカSL2-S」は理想的なツールです。

素晴らしい写真と映画レベルの動画を直観的な操作で撮影できるうえ堅牢性も備えています。

新開発の2400万画素CMOS BSI(裏面照射型)センサーと写真と動画という独立した2種類の撮影モードを搭載しその両方を完璧に対応する「ライカSL2-S」は無垢の金属から作られた最新鋭のボディも持ち合わせています。

ここに2種類のメニューがあり、写真用と動画用に分かれています。

写真モードではDNGとJPEG両方の形式で最大毎秒25コマまで撮影できます。

動画モードでは、ライカ独自の「L-Log」やViewing-LUTというルックアップテーブルとの組み合わせにより10bit 4:2:2で4KとC4Kの高画質な動画を撮影できます。

「ライカSL2-S」は、重くて大きなムービー用カメラにかわる最高の選択肢になります。

写真と動画のメニューが独立しているためサブメニューでの誤作動などを防げます。

このように写真にも動画にも最高のカメラなのです。

こちらはテストで「ライカSL2-S」を使用している写真ですが、最高のカメラであると同時に優れた動画用カメラであることがご覧いただけます。写真に関しては、過酷な状況下での撮影を望むフォトグラファーには最高のカメラです。

新しい画像処理エンジン「Maestro III」により非常に高速かつエンドレスに途切れることなく撮影できます。

最高ISO感度はISO100000で光量が少ない条件下でも抜群の性能を発揮します。

またマルチショット撮影機能を使用することにより、最大9600万画素の映像が記録できます。

さらに「Capture One 21」を使用してテザー撮影も可能です。

これはこのカメラのダイナミックレンジの広さを示す好例です。

その一方で、彼女の後ろ側の最も暗い部分でもあらゆる細部が見えますね。

「ライカSL2-S」のダイナミックレンジの素晴らしさがよく分かります。

暗いシーンでも高性能を発揮できることが分かる好例です。

ISO6400で、露光時間は10秒です。

こちらは、ISO64000、250分の1秒、手持ちで撮影しました。

とても美しい作品です。もちろん多少のノイズはありますがうまく低減され、非常に優れた写真に仕上がっています。

マルチショット撮影機能はこのカメラの大きな特長です。ハイデルベルク城の細部をご覧ください。あらゆる細部がはっきり見えますね。

更に川の上の写真を撮影している人々が橋の上にいるのも分かります。実に見事です。

「Capture One」の対応はライカのプロ用機材にとって画期的な出来事です。

最新版の「Capture One 21」は「ライカSL2-S」に対応するとともに、

テザー機能がある「ライカS3」や「ライカSL2」などのカメラにも対応します。

言うまでもなく『ライカSL2-S』はドイツで製造されています。

トップカバーとベースプレートは高品位なアルミニウムの削り出しで、

IP54相当の防塵・防滴性能を備え、-10℃から40℃での動作が保証されています。

つまりこのカメラは過酷な状況下でも不具合や故障を心配することなく使用できるのです。

金属を多用してドイツで製造され、高度な耐久性と価値を備えた、最新鋭のカメラです。

「ライカSL2-S」はライツ・シネレンズが使用できるほか、もちろんライカのMレンズやSレンズも使用可能です。このように写真用・動画用ともに幅広いレンズを使うことができます。

ドイツのアンゲラ・メルケル首相が搭乗している飛行機の写真です。

90-280mmのズームレンズでのナイスショットですね。フランクフルトで最近撮影したもので空港に着陸するところです。

SLシステムの全体像を見てみましょう。現在は「ライカSL2」と「ライカSL2-S」があり良いラインアップだと思います。なぜなら、8種類のSLレンズに加えM、Sレンズやシネレンズ用のアダプター。

さらに以前のRレンズや専用アクセサリー類をどちらのカメラでも使えるからです。

アクションフォトグラフィーに最適なフルサイズカメラであると同時に、最高品質の動画も撮影できる写真撮影・動画撮影ともに最高のカメラです。

それを可能にするのが、写真でも動画でも伝説的な描写を実現する新開発の2400万画素BSI(裏面照射型)フルサイズセンサーです。

4KとC4Kの両方で10bit 4:2:2のプロレベルの動画を撮影できます。

もちろんドイツで製造しており、トップカバーとベースプレートは高品質なアルミニウム削り出し。

IP54相当の防塵・防滴性能を備え、-10℃から40℃での気温に対応可能です。

「Capture One 21」の対応によりテザー撮影が可能になり、また「Adobe Lightroom」にも対応しています。

Lマウントアライアンス、Mシステム、シネレンズなどの幅広いレンズが揃っており、シームレスにサポートされています。

4GBバッファメモリーにより超高速連写が可能で、DNGでもJPEGでも毎秒最大25コマで撮影できます。

マルチショット撮影も可能で最高で9600万画素という解像度が得られます。

さらに来年の前半には重要なファームウェアアップデートをリリースする予定です。

「ライカSL2-S」は、1台でプロレベルの写真と動画を撮影でき、最高の描写を実現できるうえ将来も長く使い続けられるように設計されたサスティナブルなカメラです。

プレゼンテーションをお楽しみいただけたなら幸いです。

東京や世界のどこかで皆さまにお会いできることを願っています。

ありがとうございました。

動画と静止画撮影を高次元でバランスさせた本機。

開発責任者による性能の説明を聞くことで本機の発売が今から楽しみで仕方ありません!

マップカメラでは本日よりご予約を承っております。

ぜひ下記からご覧ください。

[ Category:Leica | 掲載日時:20年12月11日 19時42分 ]

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