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【Leica】私のGOAT

 

今回のタイトルは『私のGOAT』。私のヤギです。写っているのはたしかにヤギですが、勿論私のヤギではなく、意味するところは別にあります。最後までご覧いただければその意味がわかりますので、焦らずじっくりスクロールしてください。さて、巷で話題の最新モノクローム専用機・「M11 monochrom」、そして最短撮影距離を従来の0.7mから0.4mへ縮めた「Summilux M50mm F1.4 ASPH. 11728/11729」が発売されました。6,000万画素のモノクローム撮影、ズミルックスでの近接撮影とはどんなものなのだろう。期待と興味は尽きません。今回紹介するのは一世代前となる「M10 monochrom」・「Summilux M50mm F1.4 ASPH.」の組み合わせ。当店でも新品・中古問わず販売本数の非常に多いベストセラーレンズ、そして常に中古在庫が少なくお問い合わせの多いボディ、こちらもまだまだ現役です。わざわざ語らずともその魅力は十分にご存じの方も多いこのセットをじっくり味わって参りました。勿論作例は全てJPEG撮って出し。

 

 

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先ずは自宅で試します。愛機とお気に入りのシャツ。柔らかい光の描き方、豊かな階調表現。この線の細く儚い印象がズミクロンとの違いだったりします。苦手だった朝もこの写りのおかげで楽しみになること間違いありません。

 

 

ふと足を止めた瞬間の、何に惹かれたのかを写真が教えてくれる感覚。写真を撮ることは、潜在的な自分の興味や関心、好みを形にして自分を理解することでもあると思うのです。

 

 

絞るほどに高まる解像力。レンズの力は勿論、フルサイズでここまで写す圧倒的なセンサーにも脱帽。『溜め息がこぼれる』とはまさにこういう時に使う言葉なのでしょう。

 

 

ホンモノは被写体を選びません。これはどう写るのだろう、あれを撮ったらどうなるのだろう。撮る者を動かす力を感じます。

 

 

隣のベンチで同世代の方が転職活動をしていました。明日どこで何をしているのか。心地良い光を、自分なりに写すことができていれば、そんなことは大きな問題ではないような気もします。

 

 

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フローティング機構を搭載したことで、被写体との距離を問わず先鋭なピントで捉えることが可能です。一方で絞り開放時のハイライトの若干の滲みや、シチュエーションによって起こる背景のクセのあるボケ方など、硬すぎず目に優しい描写を得られる点もこのレンズの大きなメリットだと思います。

 

 

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タイトルの『GOAT』は『Greatest of All Time』を略したものです。ヤギではありません。スポーツ選手を語る際に出てくることがありますが、今回は個人的に最も好きなライカMシステムのカメラボディ・レンズに敬意を表し賛辞を送ります。仕事柄多くのライカを、自分ではとても購入することのできないライカを、目で見て手で触れその写りを味わう機会に恵まれてきました。『Leica』には道具として他の追随を許さない類稀な性能、モノとしての所有感と重厚感、持つ者を写真の世界に強く深く誘う力が溢れています。筆者自身今回の組み合わせをいつかは必ず手に入れたい。そして何より、皆さんに一度は『Leica』に触れていただきたい。『Leicaのある日常』、是非一度ご検討ください。

 

 

どうしても気になるM11 モノクローム。

 

最新のズミルックス、このレンズで早く写してみたいものです。

 

 

やっぱりこちらもいい。

 

















[ Category:Leica | 掲載日時:23年04月26日 18時00分 ]

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