【Leica】金曜フードショー☆第18回 12451 (12547) M28mm F2ASPH、M28mm F2.8用フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、ズミクロンM28mmF2ASPH、
エルマリートM28mmF2.8(現行M28mmF2.8ASPHのひとつ前のモデル)用の
12451 フードです。
四角いフード部分が肉厚のプラスチック製、丸い取付け部分が金属製です。
正面から見るとファインダー像がケラれないように開けられた大きな切欠きがよくわかりますね。
おもしろいことに短辺側は、直線ではなく、内側にカーブしています。
左右のボタンを押し込んだ状態でレンズにセットし
ボタンを離すとレンズ先端の溝を上下2つの大きな爪(4つに見えますがとなり同士で1つ)でガッチリと掴んで固定します。
フードの内側左右(ボタンのあたり)に突起があり、レンズ先端の窪み(矢印)に合わせることによって
水平に取付けることができます。
12451は、M35mmF1.4ASPH.(現行品のひとつ前のタイプ)に取付けることができます。
専用の12589は、ダブルアクションが必要ですが
12451では、両サイドのボタンを押すだけなので、素早く取付けできますよ。
また、12547 は、12451と同じものといっていいでしょう。
「M28mmF2ASPH.」が登場する以前のモデルなので、本体の刻印は「M2.8/28」のみです。
いや~フードってほんとにいいもんですね!