【Leica】金曜フードショー☆第30回 12503 ノクティルックス 50mmF1.2 用フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、12503 ノクティルックス 50mmF1.2 用フード です。
ノクティルックス 50mmF1.2は、1966年に発売された大口径標準レンズで
職人の手磨きによる非球面レンズを採用した、生産数の少ないレンズです。
このレンズフードも現存数が少なく、コレクターズアイテムにもなっています。
金属(アルミ)製で、3箇所にスリットが入っています。
レンズへの取付けは、4つの爪で固定するタイプです(爪は1列で、逆さに付けることはできません)。
また、前後に分解し(ねじ込み式)、間にシリーズ8のフィルターを挟み込むことができます。
写真ではわかりにくいのですが、フィルターの枠がくる部分にもスリットが入った面白い形状をしています。
軽量化のためでしょうかねぇ?
それにしても巨大なフードですね!
余計な光をシャットアウトしてレンズの性能を残すことなく引き出そうということでしょうね。
金属製のしっかりとした作りは、たのもしい限りです。
いや~フードってほんとにいいもんですね!