【Leica】金曜フードショー☆第34回 12474 ズマロン M28mm F5.6用フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げています。
今回紹介するのは、 ズマロン M28mm F5.6用の12474 フードです。
このレンズは、1955年発売のスクリューマウントのズマロン28mm F5.6
通称「赤ズマロン」の復刻版として2016年に登場しました。
バヨネットのMマウントになり、M型デジタルカメラに対応した6bitコードを備えています。。
フードもオリジナルのSOOBKに良く似た形をしています。
上面に「SUMMARON-M 1:5.6/28」、側面に「LEICA CAMERA WETZLAR」の刻印があります。
また、押しネジの下方に「12474」の刻印があります。
こちらは、白色塗料が流し込まれていなく、目立ちません。
SOOBKよりも小さめですが、角が丸くなっていますね。
表面の滑らかな仕上げと相まって、シャープな仕上がりです。
取付けは、押しネジ式です。
SOOBKにあった3つの突起は、ぐるりと1周になり、より安定した取付けに役立っています。
内側は、乱反射防止用に細かい溝が切ってあり、艶消し塗装されています。
(この溝は、たいへん美しく、見ていると吸い込まれるようです!)
現代のレンズとは思えない、レトロな雰囲気です。
大きなボディに小さなレンズは、目立ちませんが
フードは存在感ありますねぇ!
新旧のズマロン用フードを並べてみました。
時の流れを感じます。いや~フードってほんとにいいもんですね!
※ズマロン M28mm F5.6用の12474 フードは、単体での販売はありません。
(レンズとセットになっております。)