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Leica M Edition 60
ライカの始祖である「ウルライカ」誕生から100周年。
さらに「ライカMレンジファインダーシステム」の始祖「M3」の誕生から60周年。
記念すべき2つの節目を迎えた去年末。
M型ライカ60周年を記念して生み出されたのが、この「M Edition 60」です。
Leica M-P(typ240)をベースとし、全世界で600台のみを生産する限定モデル。
Audiとのコラボレーションによる特徴的なデザイン。
外装にはステンレススチールを採用。
特殊エンボスの施された特別な本革を纏い、高級感あふれる仕上げがされています。
背面に液晶ディスプレイが無い…?
そう、これがこの「M Edition 60」の最大の特徴。
通常、デジタルカメラには必ず搭載されているはずの背面の液晶ディスププレイを廃し、
代わりにフィルムのM型ライカに搭載されているようなデザインの感度設定ダイヤルを搭載しています。
撮影した写真は、RAW画像データとしてDNG形式でのみ保存されるため、パソコンで現像して初めて写真を見る事ができます。
フィルムカメラのように撮影し、結果は蓋を開けてみないとわからない。
基本に立ち返り、仕上がりを想像する楽しみを復活させました。
こんなモデルを市販できるのも、恐らくライカだけでしょう。
セットのレンズは大口径広角レンズの頂点に君臨する「ズミルックス M35mm F1.4ASPH.」
こちらも、ボディと同じくステンレススチールを採用しています。
付属のフードは通常モデルの四角いデザインではなく、クラシカルでライカらしい、丸いデザイン。
「ライカMレンジファインダーシステム」の完璧さを求め進化し続けたMシステム。
その節目の60周年を記念するに相応しい限定モデルではないでしょうか。
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