【Leica】 何コレっ?! 第9回 『HIKOO(11532 / 11032)』
思わず「何コレっ?!」と叫びたくなるこの物体。まるで銀色の蓋付き湯呑茶碗のようなこれは、いったい何でしょう?
ライカのコードネーム「HIKOO(11532/11032)」は、ビゾフレックス用のレンズヘクトール L125mm F2.5(1954-1963)です。
↓ の写真のようにレンズ、フード、キャップ、リアキャップの4つのパーツに分解(?)できます。
レンズに茶托のような大きめのリアキャップをねじ込み、レンズフードを逆向きにかぶせて少し回転すと固定され
その上にLeicaの刻印の入ったキャップを付けると、最初の写真のようになるのです。
何コレ?! 第6回 で紹介した、あのビゾフレックスII型、III型などにに取り付けるレンズです。
今回は、3つのアクセサリーを使って、Leica M (Typ240)に取り付けてみました!
Leica OUBIO/16466 ビゾフレックス用アダプター(下写真②)
Leica ライカ(ビゾ用)レンズ・アダプター 14167(下写真③)→ビゾ用レンズをR型ライカに取付ける為のもの
Leica M用Rアダプター 14642(下写真④)→R型ライカ用のレンズをM型ライカに取付ける為のもの
このレンズをバルナック型ライカで使用するには
a: ① + ミラーボックス(PLOOT) + バルナック型ボディ
b: ① + ビゾフレックスI型(OZUPO/16484) + バルナック型ボディ
M型ライカで使用するには
c: ① + ② + ビゾフレックスII型(OCLOM/16456) + M型ボディ
d: ① + ② + ビゾフレックスIII型(16499) + M型ボディ
R型ライカ(1眼レフカメラ)で使用するには
d: ① + ② + ③ + R型ボディ
そして Leica M(Typ240)、Leica M-P(Typ240)、Leica M モノクローム(Typ246)で使用するには
e: ① + ② + ③ + ④ + 上記ボディ
ビゾフレックスのようなミラーボックスを使用しなくても Typ240、Typ246 では、ライブビューでピント合わせができるのです!
絞り開放付近では、柔らかな中にも芯のある描写は、ポートレ-トに最適です!
ヘクトール L125mm F2.5 (ビゾ用)は、ドイツ製とカナダ製があります。
今回ご紹介のものは、カナダ製で、フードにその刻印があります。
Leica M(Type240)での撮影では、電子ビューファインダーEVF2を併用すれば
ホールディングもしっかりでき、ピントも合わせやすくなりますよ。
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