【Leica】 金曜フードショー☆第28回 12564 (14164) ズミクロン R50mm F2 / エルマリート R35mm F2.8用フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、12564(14164) ズミクロン R50mm F2 / エルマリート R35mm F2.8用フードです。
ライカの一眼レフカメラ用レンズのものです。
1964年に登場した、通称「先細(サキボソ)」(レンズ先端の直径が約47mmで溝が切ってある)
と呼ばれる 初期型のR50mmF2 / R35mmF2.8用のフードです。
金属製で、直径の異なるふたつのリングをつなぎ合わせたようなシンプルなデザインです。
レンズへの取付け方は、IROOA 同様で、両サイドのボタンを押し、4つの爪を引っ込めた状態でレンズにはめ、手を離すと固定されます。
また、逆向きに取付けることも可能で、収納時はコンパクトになります。
このとき、フードキャップ14163が使用可能です。これは、ズミルックスM50mmF1.4用の12586のものと同じです。(メーカー終了品)
こちらは、バリエーションです。左から「12564」、「12564K」、「14164L」です。(14164Lの刻印は、反対側にあります)
いちばん右の14164Lは、刻印部が1段細くなっています。
単純なかたちですが、他には無い、ライカ独特のデザインってあるんですよね~。
いや~フードってほんとにいいもんですね!