M型ライカにおける、一つの完成形。

今回ご紹介するのはLeica M4です。

作りの良さはそのままに、フィルムの巻き戻しはノブ式からクランク式へ。

更にはスプールを抜かなくても迅速なフィルム装填が可能になりました。

露出計は内蔵していませんが、今に至るまで引き継がれている機構がM4で既に完成しています。

ファインダー清掃/巻上げ・シャッタースピード調整済み。

そんな、使い頃な中古商品が入荷しました。

目立つスレの無い、綺麗なトップカバーです。

シリアルナンバーからすると、1970年製造。

44年の歳月を経てきたボディですね。

巻上げやレリーズ等の動作は快調。

シャッター幕も綺麗な状態です。

革に欠けは無いですが、バックドアの周囲に通常使用に伴うスレ。

特筆するとすれば、この底蓋の打痕でしょうか。

特に引っかかりも無く、開閉には何の違和感もありません。

こういったところを含めて、気兼ねなく実用できるボディではないでしょうか？

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さて。

ボディだけあってもライカ・ライフは始まりません。

併せて使いたい、同時代のレンズもご紹介いたしましょう。

その名は、Summicron 35mm F2 第二世代

通称、6枚玉です。

開放ではハイライトが滲み、被写体の背景によってはクセのあるボケが現れます。

もちろん、少し絞ればシャープで端正な描写。

オールドライカレンズの魅力を色濃く残しつつ、カラーでもモノクロでも楽しめるレンズです。

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専用フード(12504)と共にLeica M4に装着すると…

ご覧の通り。

フィルムを詰めて、どこにでも連れて行きたくなるような立ち姿。

USED RUSH！でお買い得レンズも大量増殖中。

増税前のこの機会に、相棒を手に入れてみては如何でしょう？

お待ちしております。