気づけばLeica CLを迎え入れて1年。

ちょうどテスト撮影をしたのが終わりかけの桜の時期だったのを覚えています。

それなりの程度のものをずっと探しており
たまたまご縁があり、私の元にやってきました。

セットレンズのズミクロン40mmは比較的安価に手に入れられるMマウントレンズ、かつズミクロンであるため、

近年はレンズとセットのものが少ないですが、運良くセットで手に入れることができました。

f2の明るさを持ち、最短は0.8メートルのため、
それなりに室内撮影もこなします。

M型に比べると二重像の大きさが小さめなので、検討されてる方はぜひファインダーもチェックすることをおすすめします。

40mmのレンズは比較的メジャーな画角ではないものの、フィルム一眼レフの時代、

そしてここ数年改めてフルサイズ用のコンパクトなレンズとして各社から出ている印象があります。

ついこの間、ニコンのZ40mm F2のレンズが発売した際も、「お、ズミクロンと同じだ」、と思ったのを覚えています。

この40mm良いとこどりの画角ではありますが曲者で、違和感なく使えるようになったのはここ最近になってから。
35mmより狭く、50mmより広い。
場所を選ばないとどっちつかずな、ボヤッとした絵になりかねない画角です。

現状今もうまく使えているか、微妙なところではありますが。

比較的しっかりめなシャッター音はM型より音は大きいですが、私には心地よく響きます。

このカメラも状態のよい個体は減ってきており、理想の個体をみつけるのは難しくなりつつあります。

アクセサリー類を探すのは一苦労。

しかし非常に愛らしいカメラであることは確かです。

ライカもミノルタも好きな私には非常にありがたい存在です。

軽いカメラでお散歩をしたい、そう思った際は一度手に取ってみるのはいかがでしょうか。

いつかライツミノルタも横に並べたいな、などと理想を抱きながら。