
【Leica】Leicaのある日常 #12
「Q2 モノクローム」
約4700万画素、ズミルックス28mm F1.7 ASPH.搭載、35/50/75mmクロップ撮影可能、手振れ補正、防塵防滴、マクロモード
1台で全てを捉えることのできる「Q2」のモノクロ専用機として昨年11月に登場したデジタルカメラです。
久しぶりの「Leicaのある日常」は初のモノクロ専用機での撮影。
闇夜の散歩にお付き合いください。
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歩き始め目に入ったのは街灯に照らされる旗。
表記は「2020」のまま、2020年は本当に過ぎ去ったのかと今でも感じることがあります。
夜道での撮影は全て露出補正をマイナス2、測光方法はスポットにして暗闇を強調してみました。
ここまでアンダーにしても電柱が黒潰れしていないことは特筆すべきポイントです。
光の届く部分・届かない部分・その間、微妙な差を写すことができたおかげで街灯が浮き立ちました。
あえて背景を暗闇にすることで日常とかけ離れた景色を写すことができます。
後ろから追い越していった自転車、
正確かつ迅速なオートフォーカスはスナップに最適で非常に助かります。
光る街灯、暗闇の被写体、ほとんどのケースでどちらも迷うことなく合焦することができるため安定感も抜群です。
ISO3200での撮影ですが破綻なく、ほど良い粒状感も好印象です。
角度と立体感を出すために見下ろして撮影してみました。
手前のボケ・街灯の柔らかな光・豊かなトーン
何気ない景色もこのカメラで撮影することで非日常の世界に変わります。
画素数の大きさはクロップに有効なだけでなく写真の立体感にも寄与します。
本記事の写真は全て28mmで撮影しましたが、50mmでポートレートなど可能性は無限大です。
気づくとここまでの写真全てに街灯が登場しています。
目で見えていても写真に写らない光の柔らかさ、この表現力こそがライカの真骨頂なのではないでしょうか。
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「Q2」の強みであるマクロモードは「Q2 モノクローム」でも健在
触れなくても手に取るように伝わる質感描写は流石の一言に尽きます。
M型ライカの永遠の課題でもある近接撮影、それをズミルックス28mmでこんなにも簡単に楽しむことができるなんて…
これ1台で何でもできる、決して誇張ではありません。
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いかがでしたでしょうか。
夜道の撮影をほとんど行うことのない筆者にとって今回の撮影は新鮮そのもの。
モノクロ撮影というと光と影のコントラストを探す印象がありました。
「Q2 モノクローム」での撮影は暗闇へ暗闇へと筆者を運び、いかに僅かな灯を見つけるかがカギになっていたような気がします。
割り切りの良さが必要なモノクロ専用機
是非一度ライカ・モノクロの世界をお楽しみください。
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