高校生の頃からカメラで写真を撮り始めて、オリンパス、ニコン、富士フイルム、シグマと様々なカメラを使ってきましたが、ずっと手を出していないカメラがありました。
それは、ライカです。いろいろなカメラを使ってきたからこそ、ライカは別格というイメージが先行して手を出せずにいました。
ですが、今回はライカQ2を借りて初めてライカで写真を撮ってきました。感想を交えながら写真を紹介していこうと思います。
ライカで初めて写真を撮ってみたときに思ったことは、まず光のとらえ方が途轍もなく美しいということ。
Q2はコンパクトデジタルカメラで、ズミルックス f1.7/28mmのレンズがついています。このレンズがうっとりとするような描写をしてくれるのです。
コーヒーブレイクの1枚。
ハイライトがちょっと飛び気味ですが、後ろの木陰の暗さはしっかりと出してくれています。
あと、Q2を使っていて思ったのは人の肌色が綺麗だということです。肌色が綺麗にのっているのでポートレートを撮るのにぴったりだと思いました。何気なく友人の写真を撮っても、色がビシッと決まっているからか締りのある写真になっている気がしました。
こちらは友人のカメラのファインダー越しに撮った写真。ウエストレベルのファインダーのカメラだったので、上からのぞき込むような態勢で撮っています。
ライカQ2にはマクロモードがあり、最短17cmでの撮影ができます。マクロモードを使うとこんな写真も撮れてしまうのです。ファインダー内は暗かったのですが、カメラで明るさを設定すればこんなにも綺麗に撮れます。
美味しそうなお肉もマクロモードでパシャリ。最短距離が短いのでテーブルフォトにも最適です。食事の邪魔をすることなく、ササっと美味しそうな写真が撮れます。
マップカメラで働いていて、Q2はライカの中でも特によく売れているカメラだなぁ、という印象があったのですが、今回使ってみてその訳に納得しました。ライカという最高峰のメーカーのカメラでありながらも、気軽に持ち出せて美しい描写を楽しむこともできる。これはついつい買ってしまいそうになる…。
使ってみると良さが伝わると思うので、機会があればぜひお手に取ってみてください。