今年も残りわずかとなって参りました。皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
この記事が上がるのはちょうどクリスマスイブ。街中にはクリスマスの飾り付けやクリスマスソングが流れたり、あぁもうそんな時期かと。
子供の頃はクリスマス前になるとソワソワして、あと何日と数えていました。大人になってからは、日々の生活に追われてクリスマスをちゃんと楽しめていなかったなぁと思うこの頃。
せめてカメラを持ち出して、この街の雰囲気を納めておこう。
そう思い立って『Leica Q2』を片手に夜の東京に向かいます。
東京駅周辺ではイルミネーションが街を彩っていました。イルミネーションを撮る経験が少なかったからか、どの角度から撮っていいかかなり悩みました。
最初は28mmをメインに撮っていましたが、試しにQ2のクロップ機能を使って撮影したところ、35mm~75mmの歪みの少ない描写が自分の中でしっくりきたため、その後の撮影では、ほぼクロップしっぱなしに。
通りがけにスナップ。夜の人物撮影ではシルエットを意識して撮るようにしています。
後ろのツリーを玉ボケにしたら面白いかなと狙って一枚。Q2に付いているのはズミルックス 28mm f1.7 のレンズ。多少絞っても綺麗な玉ボケが作れます。
店先のショーウィンドウに季節感あふれる被写体が。右下のシャドウ部分の階調もしっかりと残っているあたり、フルサイズセンサーの恩恵を感じます。
ツリーの周りには人だかりが。皆それぞれ記念写真を撮ったり、感慨に耽ったりと、様々な楽しみ方がそこにはありました。
こちらは見た目のインパクトを重視して28mmにて撮影。この時点で撮影開始から3時間ほど経っていましたが、寒い中使用してもバッテリーはほぼ減っておらず。『Leica Q』と比べ大型になったバッテリーのおかげです。
イルミネーションと共に人々が集まっていたのはホットドリンクなどの出店でした。暖かな光と北欧雑貨のようなポップな色合いの屋台が見た目通りに描写されています。
いかがでしたでしょうか。
今回筆者は初めてLeicaのカメラを使用させて頂いたのですが、スナップ撮影においてノイズとなる操作性の煩わしさなどが全く感じられず、撮影に没頭することが出来ました。
必要な機能に最短のアプローチで手が届く、というのは楽を通り越して快感ですね。
ぜひ皆様にも一度体験して頂きたい、そんなカメラです。