まだまだ暑い日が続いています。
それでも昨日から暦は9月になりました。
遠いところにいそうな「秋」が実はまあまあ近くまで来ているのかも知れません。
毎年驚かされるのはいざとなったらやたら速い「秋」のスピード感です。
10月11月の加速といったらもう凄まじいものがあります。
あっという間に「冬」になってしまいます。
本当に。
今のこの9月初旬という時期は夏の終わりと秋の始まりを同時に味わえるほんのひとときのように感じます。
暑さなど、まだそれほど変化を感じないまま次から次へといろんなことが終わっていったり変わっていったりします。
子供たちにとっては長い夏休みが終わって新学期が始まるときであったりします。
そんなほんのひとときに人は「夏の思い出」に浸ったリするのでしょう。
そこで今回は『Leica Q2』と一緒に散歩をしながら「夏の思い出」っぽいと自分で感じた景色を撮ることにしました。
ここは河川敷です。
そこに架かっている大きな橋の下にいます。
特に自分の思い出ということではありませんが何だか「夏の思い出」を連想する場所だと感じてやって来ました。
いつも『Leica Q2』だとカラーで撮るのですが今回は「夏の思い出」ということで何となくモノクロにしました。
ハイコントラストが好きなので「モノクロHC」をチョイスしました。
天候的には曇っていますが真っ黒な部分と真っ白な部分のメリハリを楽しんでいこうと思います。
以前ここに来たときはこういう場所によくある落書きでいっぱいでしたが綺麗になっています。
バーベキューや花火大会など、いろんな人たちがいろんな思い出をここで作ったのかなという気がします。
これから少しこの河川敷を歩こうかと思います。
モノクロといえばもちろん先に『Leica Q2 モノクローム』の素晴らしさをイメージします。
ならば『Leica Q2』でモノクロームはどんなもんだろう?
これまでそこを実際に自分でちゃんと試していなかったのも今回モノクロにした理由のひとつです。
ここは?
綺麗に道具が片付けられています。
グラウンドのようです。
スコアボードがあります。
ベンチがあります。
野球ということのようです。
そうです。
ここは少年野球場です。
野球少年たちの「夏の思い出」がいっぱい詰まっている場所です。
ここがバックネット裏最前列ど真ん中の特等席の位置です。
よく見ると足跡が残っています。
その主はおそらくキャッチャーなのでしょう。
水分補給は大事です。
もちろん他にもいろいろと必要性が高い場所です。
こういうグラウンドには絶対になくてはならない存在だと思います。
しばらく誰もいない少年野球場を眺めていたら少し寂しい気分になりました。
例えるなら夏の終わりのような寂しさだと思います。
また少し歩くことにしました。
子供たちが自転車で仲良さそうに走っていきました。
あの子たちにもきっとそれぞれの「夏の思い出」があるのでしょう。
そしてそれを語り合ったりするのでしょう。
これは鳥ではなく飛行機です。
近くに飛行場があるのでよく目にする光景です。
これに乗って夏の島で貴重な思い出を作った人も沢山いるんだろうと思います。
遠すぎてわかりづらいと思いますが、大きな樹の下に微笑ましい親子の姿がありました。
見たところお母さんと娘さんのようです。
あの子にとってこういうひとつひとつが思い出として残っていくんだろうと思います。
今回『Leica Q2』でモノクロ撮影をしてみて思い知らされました。
確かにモノクロ専用機とは違いますがやっぱりQ2はQ2です。
その描写性のクオリティは流石です。
ハイコントラスト好きとしても「モノクロHC」のメリハリは予想以上でとても楽しめました。
次は「モノクロHC」以外も今回使用しなかったクロップやマクロも取り入れようと思います。