少し前の休日、昇仙峡まで紅葉を見に行ってきました。
昇仙峡は山梨県甲府市の北部にある国の特別名勝にも指定されている渓谷で、「日本一の渓谷美」といわれる景観を楽しむことが出来ます。
東京からは約2時間半とアクセスも良く、この日は久しぶりに車でのドライブを楽しみながら訪れました。
今回の旅のお供は機動力の高いフルサイズコンパクトカメラのLeica Qを持って行きます。
駐車場から降りて渓谷を下り始めるとすぐに仙娥滝が出迎えてくれました。
仙娥滝は落差30メートルの滝で、遊歩道の対岸の岩の間を轟音を立てながら水が落ちていきます。
渓谷内は川に沿って遊歩道が整備されていて気軽に散策をすることが出来ますが、
遊歩道内は階段なども多いのでしっかりとした靴を履いていくことをお勧めします。
訪れたころはちょうど紅葉の終盤といった所で、色づいた葉がハラハラと落ち始めていました。
午後の渓谷は時間がゆっくりと流れているように感じます。
川の音を聞きながら紅葉と岩の景観を写真に収めます。
Leica Qが岩の質感や紅葉の色を通して渓谷の空気を写しだしていきます。
渓谷を進み振り返ると昇仙峡の主峰、覚円峰がそこにありました。
覚円峰は僧侶覚円が畳が数畳敷ける広さの頂上で修行したことが由来となっています。
鮮やかな紅葉と聳え立つ岩山を通して秋の深さを感じることが出来ました。
秋が終わり本格的な冬がやって来ます。移り行く四季をお気に入りのカメラで収めてみませんか。