【Leica】Z5で使うLeica Hektor L28mm F6.3
自分のNikonZ5にマウントアダプターを使い、Mマウントレンズを付けて撮影をするのが好きです。
今日はどのレンズをつけようか…そう思っていた時、ふと思いました。
L39マウントを使いたい!
もともと興味はありましたが、なかなか使えずにいたレンズです。
その中でもヘクトール L28mm F6.3を選びました。
コロンとしたフォルムが可愛かったからです。
広角レンズは難しいなと使うたびに思います。
いつもは50mmを使い、たまに35㎜も使いますが少し広すぎるなと感じることもあります。
なにを中心にして撮りたいのか散漫になってしまうからです。
しかし平日の昼間、雨が降ったりやんだりを繰り返す日の人気のない公園。
そんな雰囲気を撮りたいとカメラを構えた時に、広角レンズだからこそ広々と写り、寂しげな雰囲気を強調出来ました。
これが広角レンズの面白さかもしれない…と思います。
画面周辺の光量が落ちるような描写をするレンズが好きです。
ヘクトールもほどよく周辺が落ち、好きな描写です。
オールドレンズでありながら色味の濃さや立体感はさすがLeica。
しっとりとした情緒あふれる写真にしてくれます。
ふくろうがシンボルのようになっている街のため、随所にふくろうがいます。
このふくろうは黄色い帽子をかぶった子ふくろうでした。
子どもたちの気配がなく寂しげなふくろうの写真になりました。
近付いてくる夏に向けて、少し運動をした方がいいんだろうな…そう思いつつ撮影した一枚です。
運動をしなくてはいけないけれど、あまり乗り気ではない。そんな気持ちを表現するかのように少し暗めの写真に。
NikonのZ5のお気に入りポイントの一つは、背面液晶やEVFと撮影画像に乖離がほとんど無いところです。
ファインダーを覗いた時と撮影後の画像を較べても、思っていた色と違うと感じたことがありません。
曇りの日に撮影したからか、このレンズはグレーが似合うレンズだとしみじみ思いました。
明るいぱっきりした色よりもくすんだ複雑な色の方が得意な印象を受けます。
右の建物の影の黒、電柱の濃い灰色、ビルの薄いグレー。空の白に近い銀色のような色。
モノクロのフィルムで使っても楽しそうなレンズです。
やはり、レンズの個性を最大限生かしてくれるZ5にマウントアダプターをつけての撮影は可能性が広がっていくようで楽しいです。
次はZ5にどのレンズを付けようか。今から楽しみです。