【Leica愛】 がんばります?! ライカ研究
実は、ライカは1913年に「UR LEICA(ウルライカ)」というカメラを試作してから
今年で100年を迎えようとしています。
日ごろみなさまがお使いの「カメラ」の原型といっても過言ではない
(中判クラス以上の大きなカメラを除く、ということです)
このライカを可能な限り掘り下げていこうと思います。
撮影とは全く関係のないこの不明瞭かつ危険なトンネルへレッツゴー
本日のテーマは「エルマー50mm」。
突然ですがみなさま、赤エルマーの「赤」って何だかご存知でしょうか?
エルマー50mmには違いありませんが、他との違いは被写界深度スケールに
表示されている文字が「赤色」というところにあります。それまでのレンズは
ここの表記が「黒色」で表記されレンズ鏡胴の根元に表記されていたのですが、(写真左側)
赤エルマーになるとその表記がレンズのマウント側に移動します。(写真右側)
そしてさらに赤エルマーは2種類のバリエーションが存在します。
2本のレンズの被写界深度スケール中央を見てみますと・・・
写真右側が通常モデルです。
そして、左側のレンズのスケール中央が「菱形」になっているのがわかりますか?
これは通称「ダイヤマーク入り」といって一昔前はこのモデルをご指定で
お問い合わせいただくことも多かったのですが現在ではライカ以外でも
お使いの方も多く、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんね。
そしてこちらはご存知の方も多いはず。
古いライカレンズは輸出国によって「feet(フィート)表示」、「mtr(メートル)表示」と
2種類のスケールに作り分けられていました。
ちなみに、写真左のように、輸出仕様のレンズに対しては「Germany」の
表記が刻印されていました。
エルマーL50mmF3.5はライカの創世記より約30年の間に
約310,000本が生産されたといわれています。
店内にあるレンズだけでもこれだけのバリエーションがあるわけですから
探せばまだまだ多くのバリエーションが存在するはずです。
さぁ、次は何を語ろうか・・・
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