
ライカブティックMapCamera Shinjuku は、2月20日にオープン8周年を迎えます。
これもひとえに、たくさんのお客様のご愛顧あってのこと。心より御礼を申し上げます。
さて、1年に1度のライカブティックにとって記念すべきこの2月。
8回目の今年は「ライカ恋慕」と、題しまして、マップカメラきってのライカ好きに、ただひたすらと「一人一人のライカ愛!」を語ってもらいます。
ライカはとにかく高価。
ライカは歴史が長くて敷居が高い。
ライカというだけでピント合わせるのも難しそう。
今はまだそう感じている方も多いのではないでしょうか。
確かに、価格や長い歴史、操作方法などは事実として変わることはないでしょう。 それでも数分後、このブログを読み終えた前と後では何かが違って見える、かもしれません。
様々なハイスペックカメラが世に溢れる今の時代に、ライカを愛し、使い続ける理由とはなんなのか。
十人十色の視点から愛でるライカ、さあ今回も紐解いてまいりましょう。
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M4 50JAHREとの出会い
さて、筆者のお気に入りはM4 50JAHREです。
0型ライカ(ヌル・ライカ)が製造されてから50周年を記念して1975年に1750台製造、発売された限定モデルです。
長らく使用していたフィルムカメラが壊れてしまい、せっかくなら一生もののカメラをと清水の舞台から飛び込む勢いで購入したカメラです。
おもにスナップ写真や風景を撮影することが多い筆者にとっては、35mmのレンズが使えるというのが一番の決め手でした。
M2とも迷ったのですが、フィルムカウンターのかわいらしさや巻き戻しのクランクの機能性に魅力を感じM4を選びました。
ブラッククロームのボディは、ペイントのように剥がれて地金が見えてゆくという楽しみはありませんが、擦れてゆくと段々とガンメタルの様な鈍い色に変わってゆきます。まだまだ綺麗なボディなのでこれからが楽しみです。
月桂樹の刻印がとても可愛らしいです。
首から下げているとき、下を見ると目に入るLeicaの刻印がとても愛らしいです。
この機種を選んだ決め手でもあるフィルムカウンター、裏蓋をひらくとリセットされるギミックがカッコ良いです。
生活を切り取るLeica
このカメラを手にしてからは、いつも持ち歩いています。
旅行へ行くときはもちろん、通勤カバンに忍ばせる事もあります。
このカメラで生活の一部を切り取っているともいえるかもしれません。
ここからはそんな毎日の写真をご紹介してまいります。
Leica M4 50JAHRE + ズマロンM 35mm F2.8 + Kodak Portra 800
箱根の山を訪れた時に撮影しました。大涌谷からは硫黄の煙がのぼり、わたあめのようになっていました。
柔らかな階調のズマロンM 35mm F2.8はモノクロでもカラーでもお気に入りの一本です。
Leica M4 50JAHRE + ズマロンM 35mm F2.8 + Perutz Primera 100
由比ガ浜の海にもお気に入りの組み合わせで持ち出しました。
日中はF5.6よりも絞る事が多く遠景であれば無限遠付近で大体ピントが合うため、マニュアルフォーカスとは言えど簡単に写真を撮ることが出来ます。
撮影のオペレーションも気の赴くままに行えるのが機械式カメラの良い所であると思います。
Leica M4 50JAHRE + ズミルックスM 35mm F1.4 2nd + FUJIFILM PRO 400H
展望デッキに上がって一枚。
よく使っていたFUJIFILM PRO 400Hが最近終売となってしまいました。
フィルム市場が縮小しつつありますが、今をとことん楽しみたいと思います。
Leica M4 50JAHRE + ズマロンM 35mm F2.8 + Kodak Portra 400
柔らかな光を捉えるのにフィルムカメラはよく合います。
高画素化するデジタルカメラを使うのも楽しいですが、少し疲れた時にフィルムを使うとほっとします。
Leica M4 50JAHRE + ズミクロンM 35mm F2 8枚玉 + CineStill 800T
CineStill のタングステンフィルムを使用、京都のスーパー銭湯に行った日の事です。
水風呂の代わりに冷凍庫の様な冷凍サウナという部屋が設置されており、病みつきになりました。
冷凍サウナと出会った記念の一枚です。
Leica M4 50JAHRE + ズマロンM 35mm F2.8 + FUJIFILM PRO 400H
帰宅途中何気なく撮影した渋谷駅玉川改札付近、今ではもう閉鎖となってしまいました。
学生の頃よく使っていた場所がなくなるのは少し寂しいですが、こうして残すことが出来てよかったです。
Leica M4 50JAHRE + ズマロンM 35mm F2.8 + Kodak Portra 160
長く使い、いつしか使い慣れてゆくことで、ふとした瞬間を残すことが出来るようになるのだと信じています。
これからもどんどん持ち歩きたいと思います。
小さなこだわり
M4は完全機械式のカメラです。
電動のコンパクトフィルムカメラなどは自動で撮影可能な部分までフィルムを空き上げてくれますが、M4は感光していない部分まで自分の手でフィルムを巻き上げてから撮影スタートとなります。
つまり感光ギリギリから撮影を行う事ができるのです。
あまりおすすめはできませんが上手くいけば+2枚ほど多く撮れるようになります。
半分くらい感光しているだろうというところから使うと思いもよらない写真が撮れるため、一枚目はいつも楽しみにしています。
Leica M4 50JAHRE + ズミクロンM 35mm F2 8枚玉 + Kodak Portra 400
左半分が感光していますが、こういうカットになんだか心揺さぶられます。
Leica M4 50JAHRE + ズミクロンM 35mm F2 8枚玉 + FUJIFILM PRO 400H
部分的に感光しているとなんだかインパクトがあります。
これからもギリギリを攻めていきたいと思います。
以上、筆者の小さなこだわりでした。
きっといつでも持ち歩きたくなるプロダクトである。
ここまでLeica愛を語ってまいりました。
一眼レフやミラーレスも使っている筆者ですが、使用機会は圧倒的にこのカメラが多いです。
カメラとしてのかわいらしさが凝縮されたボディ、豊かなレンズ群、手に入れたらいつでもそばに置いておきたくなること間違いありません。
露出計は内蔵されていませんが、単体露出計やスマホアプリの露出計を使えば問題ありません。
慣れてくれば勘で露出を測ることも可能になるはずです。
まさに相棒のようなカメラ、これからも長く付き合ってゆきたいと思います。
まだまだLeica好きのスタッフの記事が続きます。
Leicaに少しでも興味を持っていただければ幸いです。
次回もお楽しみにお待ちください。
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