【MapCamera × Photo Movie】MINOLTA XD-s
【新ロゴモデルMINOLTA XD-s】
前回のライカ一眼レフカメラ「Leica R6.2」で少し説明させていただきましたが、ライカR4からR7までのベースにもなった一眼レフカメラ「MINOLTA XD」は1977年に世界初の絞り・シャッタースピード両優先AEを搭載したカメラとして登場します。
今回ご紹介する「MINOLTA XD-s」は、XDに世界初の連続視度調節機構を搭載したモデルとして1978年に登場しました。それまでの一眼レフカメラではファインダー視度が固定されていましたが、XD-sでは接眼部脇に配置した視度調整ダイヤルで自分の視度に合うよう連続的に調整ができます。
【名機「MINOLTA XD」の魅力】
ミノルタはとてもユニークなカメラをたくさん産み出した貪欲なメーカーであり、最大の魅力はさまざまなカメラ作りに挑んだチャレンジ精神にあります。ありとあらゆるカメラを作った電子時代のミノルタ一眼レフカメラの中、Xシリーズを大々的にモデルチェンジし、最新技術が盛り込まれた高性能機種である「MINOLTA XD」は名機としてその名を世界へ広げます。
このミノルタXD-sを手にした時の印象は、とにかく優しいカメラだと感じました。シャッターを切った感触やシャッター音も優しい。だから被写体に対しても優しく捉えてくれるカメラだと思います。
【数多くの「MINOLTA XD」記念モデル】
ミノルタの名機となる「MINOLTA XD」は、発売以降多くの記念モデルが作られました。まずカメラショー開催20周年記念モデルは、「minolta」のロゴがゴールド仕様になっており、ボディ前面に記念プレートがあります。
ミノルタ創立50周年を記念したモデルは、上カバー前面に「50」の数字が刻印された美しいワインレッドの革張りのモデルやペンタプリズム部分の刻印が新しいロゴのモデルなど3種類存在します。
こうして1978年の創業50周年の記念事業として統一された「MINOLTA」の新ロゴは1981年のCLEが最初に刻まれ、旧ロゴ「minolta」から新ロゴ「MINOLTA」へ変わっていきました。
【不変のミノルタマウント MINOLTA Xシリーズ】
電子部品を積極的に取り入れたプロフェッショナル一眼レフカメラXシリーズは、1973年のミノルタのフラッグシップ機「X-1」から始まり、ライカR3のベースとなったXEが1974年に登場。そしてミノルタの名機となるXDやXGの廉価モデルとして1980年に登場した「X-7」は衝撃的なテレビCMで一躍人気となり大ヒットします。
こうしてミノルタXシリーズは、マニュアルフォーカス一眼レフカメラの灯りが消えかけていた2000年のX-370を最後にその歴史に幕を閉じます。
【MapCamera 創業26周年~感謝を込めて~】
おかげさまで8月13日でマップカメラは26周年を迎えることができました。
これもひとえにお客様、また皆様の多大なるご支援あってのものであり、心より感謝いたします。本当にありがとうございます。
ただいま【創業祭特別企画「夏」撮りもどそう】にて26周年創業祭特別連載ブログ「好機到来」がスタート!また創業26周年を記念してマップカメラ限定オリジナルデザイン第二弾「オリジナルイージーラッパー TYPE2 Lサイズ ブラック」を発売!その他、お得なイベント多数開催中です。是非そちらもご覧ください!今後もマップカメラをよろしくお願いいたします。
【MINOLTA XD-s Movie】
ただいま、マップカメラが運営する「カメラ」をカッコよく、魅力的に紹介するインスタグラム「自機自賛」でも特別企画をご覧いただけます。是非こちらも【jikijisan_mapcamera】チェックしてみてください。
今回で「MapCameraとPhoto Movieのコラボ企画」も最後となります。楽しんでいただければ幸いです。
今後も「PhotoMovie」では過去から未来へ時代とともに、皆様の期待に応える新製品から懐かしいカメラまでご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。次回の「PhotoMovie」はどんなカメラが登場するのか、お楽しみに!