カメラメーカーが高画質を提供しようとすると、高品質なガラスやその配置、コーティング技術が必要となります。
フィルターに関しても、レンズの品質を損なわないような技術が詰まっています。
昨年9月にmarumiから、フラッグシップ・ブランド、PRIME PLASMA SPUTTERING C-PLが登場しました。
C-PLフィルターといえば、光の反射をコントロールし画のコントラストを調整するアイテムです。
光をコントロールするための偏光膜がありその特性上、若干暗くなってしまったり、ガラス一枚挟むのでその反射も懸念されます。
またその偏光膜も消耗していくと、色かぶりを起こして濁ってしまいます。
marumiから登場した最強のC-PL、PRIME PLASMA SPUTTERING C-PLは、反射率、耐久性、使いやすさにおいて、全て妥協のないものでした。
実際に、PRIME PLASMA SPUTTERING C-PLを使用した比較をご覧いただきます。
Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S
1/50 – F4 – ISO200 – 30mm – 5000K – フィルターなし
Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S – marumi PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL
1/50 – F4 – ISO200 – 30mm – 5000K
Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S
1/160 – F4 – ISO200 – 30mm – 5000K – フィルターなし
Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S – marumi PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL
1/160 – F4 – ISO200 – 30mm – 5000K
装着前と装着後で比較し、葉っぱの反射を抑えてみました。
このフィルターを使用して驚いたのは、メーカーページにも記載されておりますが、「ほぼ完ぺきなニュートラルカラーバランスを実現、色カブリや濁りを徹底的に排除」されておりました。
逆光の状況下ではありましたが、中央の花や周辺の葉っぱの色味がほとんど変わることなく、背景の葉っぱの反射を抑えることができました。
また、個人的にはC-PLを装着後にホワイトバランスの調整を施しますが、今回使用していてその調整は比較のご紹介を除いてほとんど行うことはありませんでした。
Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S – marumi PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL
1/160 – F8 – ISO100 – 16mm – 5000K
Nikon Z9 – Nikon NIKKOR Z 14-30mm F4 S – marumi PRIME PLASMA SPUTTERING C-PL
1/160 – F8 – ISO100 – 16mm – 5000K
似た画になりますが、撮影するアングルによっては敢えて反射させるというのもC-PLの偏光操作の特徴でもあります。
1枚目の画は水面の反射を抑え、2枚目の画は敢えて反射をさせました。
どちらの反射の操作をしても、色味が変わらず反射の調整だけが可能なのはとても快適でした。
数枚の作例紹介ではございましたが、結論、高耐久、高品質の最強パフォーマンスのC-PLでした。
PRIME PLASMA SPUTTERINGは49mm〜95mmでラインナップがあります。
是非、風景撮影の更なるレベルアップに1枚、お手にしていただきたい商品です。
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