【Nikon】『Z5 × FTZの世界』~SIGMA 135mmF1.8DG HSM~
2020年8月28日 Nikonフルサイズミラーレス第3弾となる「Z5」が発売となりました。
新しいフルサイズミラーレスカメラのベーシックモデルの位置づけながら、ボディ内手ブレ補正や防塵防滴仕様、デュアルSDカードスロットなど、贅沢な仕様の本格派ミラーレスカメラに仕上がっています。
ミラーレス機用に設計されているZマウントレンズや、同時発売されたズームキットレンズである「NIKKOR Z 24-50mm F4-6.3」は軽くて非常に利便性のある良いレンズですが、旧来のニコン Fマウントレンズの使用を検討されている方も多いかと思います。
今回はそんな声にお答えすべく、Z5にマウントアダプター「FTZ」を装着し、Fマウントレンズを使って撮影した写真を用いて連載記事を書いていきたいと思います。
本日使用したレンズは「SIGMA Art 135mm F1.8 DG HSM」です。
SIGMAならではの落ち着いた色合いとカミソリのようにシャープなピント面、そして思わずため息が出てしまうほどの美しいボケ味が魅力的なレンズです。
我が家のハチワレ猫はカメラがあまり好きではないようで、カメラを構えて近づくと逃げはせずとも嫌な顔をします。
なので撮影時は望遠レンズが必需。写真からわかるようにベッドの影に隠れつつサイレントモードに設定し、動物瞳AFを使用。
寝起きのまどろみの中にいる猫。
次はお庭での撮影。被写体はトカゲに夢中のようです。
予測が難しい動きをする猫を捉える際にはチルトを使用したタッチシャッターを使いました。
EVFではどうしても画角外へ猫が飛び出してしまい撮影が難しい。
チルト式でないと膝に泥を付けながらの撮影になります。
上下の広い範囲で自由な角度にチルト可能ですので、太陽光でモニターが見えないなんてこともありません。
まるで黄色い花が猫に降り注いでいるようなボケ感はSIGMAならではです。
撮影領域を拡げる高感度画質、常用感度 ISO 100-51200
ISO45600まで上げてみました。さすがにノイズが気になりますが、
SIGMAの5000万画素以上の超高画素デジタル一眼レフカメラに対応する高い解像力とあいまってピントの合ったビンのシャープさが引き立ちます。
こちらはISO3600
なんでも開放を使いたい私はF1.8で手持ち撮影です。
暗いシーンでも手持ち撮影が可能なボディ内手ブレ補正を搭載されており5.0段の高いブレ補正効果を発揮しています。
夜になると赤提灯に惹かれ人が増えてきました。
通りすがりの人が映らないように気を使いながらシャッターを切る。
赤提灯の色合いをSIGMAの高い解像力で見事に実現し色収差もほとんどありません。
SIGMAの良さとNikonの良さ。どちらも兼ね備え、妥協しない写りを実現するFTZ
一部サードパーティで使用できないのがございますのでこちらを参照いただければと思います。
是非銘玉揃いのFマウントレンズをZシリーズでも堪能してください。