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【Nikon】キットレンズの底力・マクロ撮影

 はじめてのメーカーでシステムを組む上で手軽で便利なのが、各社が取り揃えているレンズキット。レンズ単体でのお値段も、大口径レンズなどと比べるとかなりお手頃ではありますが、その実力は必要にして充分なものを秘めています。
 今回は試しに最短撮影で、どれだけ寄れるか撮影してみました。
 試したのはNikon Z50のダブルレンズキット、付属するのはZ DX 16-50mm F3.5-6.3 VRと、Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VRの2本です。

 

 

 被写体はこちらです。下に置いてある黄色い箱(4×5インチ判フィルムの箱)が、だいたいハガキと同じくらいの大きさです。

 

 まずは、Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VRの50mm側での最短撮影。メーカー公称で0.3m、最大撮影倍率0.2倍とのことです。

 

 続いて、Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VRです。250mm側での最短撮影で、距離1.0 m、最大撮影倍率 0.23倍とのことです。

 

 どちらもスペックで見ると撮影倍率0.2倍前後、写る大きさもほぼ同じとはなっていますが、35mmフィルムの缶がこの大きさで写るのであれば、不足を感じる場面は少ないのではないでしょうか。ちなみに、フルサイズ用のマクロレンズ、Z MC 105mm F2.8 VR Sでの最短撮影も比較のため撮ってみました。最短撮影距離は撮像面から0.29mとのこと。

 比較するのはちょっと野暮かも知れませんが…。

 「先ず隗より始めよ」ということわざがありますが、お手軽レンズとして思われがちなキットレンズを、まずはじっくり試してみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:23年02月04日 12時00分 ]

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