【Nikon】元祖Ai-S Nikkor 58mm F1.2 Noct × 最新NIKKOR Z 58mm F0.95 S Noct の外観を比べてみました【カメラを愉しむ vol.10】
昨日より連載しております「NIKKOR Z 58mm F0.95 S Noct」企画。
本日は歳の差 なんと約42歳!
『新旧 Noctノクト』を最新のNikon Z7に装着し、外観をじっくり比較してみたいと思います。
まずは元祖Noctのプロフィールからご紹介。
このレンズの誇るべきポイントは3つ。
1.サジタルコマフレアを開放から補正
2.6群7枚の変形ガウスタイプレンズ構成
3.線が細く繊細な描写性能
中でも「サジタルコマフレア」を開放から補正したいというノクト=Nocturne(夜想曲)の開発思想は大口径化するほど発生し易く、レンズ設計者を悩ませてきたという。
そこでコマフレアを大幅に低減することに成功した技術は、高屈折率ガラスを採用し曲率を弱くする。これに加え、前面に非球面レンズを採用することで改善した。
生産管理も徹底的に実施され、組み上げ後専用検査装置で収差の測定や、製品のフレア管理を実施されていたとのこと。
当時のものづくりへのこだわりがひしひしと伝わってくる逸品。
それでは実際にZ7に装着した写真をご覧ください。
新旧ともにとても存在感のあるレンズですね。
最新のNoctもすごい迫力ですが、1977年に発売した元祖Noctの存在感は今でもそのスペックを物語る存在感があります。
次回は、元祖Noctを作例付でご紹介したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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