【Nikon】圧縮のコキアといってみる
鮮やかな紅葉の季節となり日毎に寒気加わる時節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか
さて、今回は素晴らしい紅葉を広く写し撮るのではなく
画角を狭めて印象的に撮影してみようかと思います
というわけで用意したのはNikon (ニコン) AF-S NIKKOR 300mm F2.8G ED VR II
単焦点の望遠レンズですね
持ち歩くには少し大きいレンズですが写りははさすがに素晴らしく
ボケ味は他のレンズではなかなか味わえないものがあります
撮影場所は依然掲載したことのある
ひたち海浜公園の見晴らしの丘
茨城県ひたちなか市にある日本の国営公園です
紅葉したコキアが密集して壮観な景色となっています
広大な丘にコキアを敷き詰めるように植えてあるので
本当にすごい景色ではあるのですが実は完全に隙間なく植わっているわけでもないのです
漫然と写すと案外隙間だらけになってしまいます
集合体をより高密度に集めるように撮影する
いわゆる「圧縮効果」を利用した撮影をしているわけです
圧縮効果は近くのものと遠くのものの距離感をぐっと縮める不思議な効果でして
効果的に使用すると迫力のある密度の濃い写真を撮ることができます
普通、望遠レンズというと野鳥やスポーツ、飛行機などに使用するなど、
遠くにあるものを大きく写すために望遠レンズを使うイメージがあります
しかし、遠近感を消し去るように被写体間の距離感をぐっと縮めるようにして
撮影するのに使用してみるとなかなか面白いのです
ちなみにすこし離れたところから撮影してみるとこんな感じです
案外すきまが空いているものです
望遠レンズで撮影したほうが効果が出やすいので、望遠側のみの効果に思えますがそういうわけでもありません
望遠レンズ特有の効果ではないのは広角レンズでもしっかりとその効果を確認できます
以前掲載した、同じくコキアの丘を撮影した広角Nikon AF-S NIKKOR 16-35mm F4 G ED VRでも確認できます
【Nikon】あかいあかい丘にのぼってみる
遠方の端で密集したコキアが圧縮されているのがわかります
望遠レンズを使って圧縮効果を活かして撮影してみるのは結構簡単です
・等間隔で並んだ被写体を見つけて狙ってみる
・背景を引き寄せたい場合は被写体からしっかりと離れて背景がうまく収まるように狙ってみる
先ずはこれだけで大丈夫だと思います
圧縮効果をうまく使うといつもと違う景色をとらえることができるので
是非皆様も試してみてはいかがでしょうか
今回使用した機材はこちら
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Photo by なるた