【Nikon】新標準レンズ2875で撮る、ぶらり散歩道。
カメラにはまってからというもの、チョットした用事でも傍らにはカメラがあります。
その場の雰囲気を切り取ったり、少し離れた場所もモノを撮影したり、出先には多様なシーンがあります。
もちろん明るい単焦点レンズを一本、というのも良いのですが、様々なシーンをカバーするのは苦手。
そのような時に活躍するのがズームレンズです。
よく言われるのが「単焦点レンズは明るいレンズが多くボケを活かした写真を撮りやすい。ズームレンズは便利だけど暗い。」
そんな中、君臨するのがF2.8通しのズームレンズ。
所謂大三元レンズと呼ばれるものになります。
ズームレンズにも関わらずズーム全域で明るく、ボケを写真に取り入れやすい。
性能は申し分ないのですが価格面も驚異的。
なかなか手頃にとはいかないものとなっております。
そこに突如として登場したのが、Nikonの「NIKKOR Z 28-75mm F2.8」。
ズーム全域にわたって開放F2.8の標準ズームレンズです。
使いやすい画角をカバーしながら重さはわずか565gと非常に軽く、どこにでも持ち出しやすく出先のお供に最適です。
なおかつ、価格面は開放F2.8一定のレンズながら大三元レンズを除いた他の標準ズームレンズとあまり変わらず、比較的お手頃に使いやすいということがあります。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:200 / 焦点距離:75mm
使用機材:Nikon Z6II + NIKKOR Z 28-75mm F2.8
開放F2.8の浅い被写界深度による背景ボケとピント面のシャープさは健在。柔らかさを兼ね備えつつ、解像した被写体を印象的に際立たせることができます。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:500 / 焦点距離:75mm
使用機材:Nikon Z6II + NIKKOR Z 28-75mm F2.8
ゴーストやフレアだけでなくフリンジ等も抑えられており、非常に扱いやすい印象を受けました。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:220 / 焦点距離:28mm
使用機材:Nikon Z6II + NIKKOR Z 28-75mm F2.8
焦点距離28mm時の最短撮影距離はわずか19cm。
被写体に寄ってダイナミックに表現したり、後ろに下がって撮影ができないテーブル等では便利です。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:360 / 焦点距離:75mm
使用機材:Nikon Z6II + NIKKOR Z 28-75mm F2.8
この時期はロウバイ、ウメ、サクラと刻一刻と花木が移り変わって、春へと向かう自然の息吹を強く感じます。
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:500 / 焦点距離:75mm
使用機材:Nikon Z6II + NIKKOR Z 28-75mm F2.8
スッと溶けるようなボケ味がある柔らかい描写ながら、合焦部の優れたシャープさを兼ね備えているため、単焦点レンズに負けず劣らず撮影を楽しめるレンズとなっております。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:1250 / 焦点距離:52mm
使用機材:Nikon Z6II + NIKKOR Z 28-75mm F2.8
開放F2.8は浅い被写界深度が特徴なだけでなく、取り込む光量も多いので、低いISO感度で速いシャッタースピードを設定しノイズを抑えた撮影をすることができます。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1.6秒 / ISO:8000 / 焦点距離:75mm
使用機材:Nikon Z6II + NIKKOR Z 28-75mm F2.8
Z6IIの高感度耐性も相まって、ランタンで周りを照らさないと足元がおぼつかない場所であってもしっかりと撮影をすることができます。
ストロボを焚くことができない薄暗い水族館等とも相性が良いレンズです
絞り:F2.8 / シャッタースピード:10.0秒 / ISO:3200 / 焦点距離:28mm
使用機材:Nikon Z6II + NIKKOR Z 28-75mm F2.8
開放F2.8と明るいレンズのため、夜の撮影や星の撮影もこなすことが可能です。
しっかりと解像してくれるので街灯に照らされた景色はもちろんのこと、隅々の星まで写し撮ってくれます。
使いやすくて気軽な、小型・軽量標準ズームレンズの「NIKKOR Z 28-75mm F2.8」。
新しい標準ズームレンズとしてZマウントの一員となりました。
標準レンズの選択肢として出先で荷物は減らしたいけど描写やボケ感は譲りたくない、そのような方々におすすめのレンズとなっております。