【Nikon】新発売のNIKKOR Z 17-28mm F2.8を使ってみました。
秋も中頃、雨が降ると冬ではないかと思うほど気温の低くなる日も出てきました。
それでも晴れるとお日さまの暖かさが心地よく感じられ、自分は秋が好きなのだと再認識します。
そんな心地の良い日にNikonから10月28日に発売されるNIKKOR Z 17-28mm F2.8を使用する機会に恵まれましたので試写させていただきました。
今回使用したボディはNikon Z5。システムはシンプルで初心者の方でも使いやすい機種です。
そんなZ5に様々な場所で使いやすい画角のZ 17-28mm F2.8を付けたらどうなるのでしょうか。
では撮影してきた写真をご覧ください。
17mmでの撮影
28mmでの撮影
17mmから28mmという画角は卓上のものを椅子に座ったまま撮れるのはもちろん、前傾姿勢になって寄る事も出来たので、テーブルフォトでも活躍してくれることは間違いなし。
撮影した写真を見てみて驚いたのは17mmでのボケ感です。F2.8通しで使用できるので室内などの暗い場所でも使いやすいと感じました。
手前のレタスから周囲に向かって綺麗にボケが広がっていき奥行を強く感じることが出来ます。
17mmでの撮影
広角は何といっても遠近感。
コーンの皮を手前に入れるとによって奥に向かってスーっと伸びていくような映りになります。
撮影したいものをじっくりファインダーを覗きながら、撮影することができました。
17mmでの撮影
17mmでの撮影
ヤギを撮影してみました。
餌を下さいと言わんばかりに筆者に向かってくる迫力がそのままに表現出来ました。
このような被写体を撮影していると広角の良さが垣間見えます。
17mmでの撮影
人物のシルエットが際立つ逆光での撮影。
綺麗に光芒が出てエモーショナルな写真に仕上がりました。
強い逆光にも関わらずゴーストなどは見られず逆光耐性の高さがうかがえます。
25mmでの撮影
こちらも逆光での撮影。
黒の配色が多く、中心部から漏れてくる光の広がりをダイナミックに切り取ることができました。
被写体から距離をとらなくても広く切り取れるので画角が決めやすく、難しく考えることなく撮り終えることができました。
26mmでの撮影
秋の空は色が優しい。
そんな青空もこのレンズで撮影をすれば、建物から距離をとらなくてもこのように広く画角に入れることが出来ました。
いかがでしたでしょうか。
全域でF2.8で使用できる便利な広角ズームレンズを是非一本手にしてみてはいかがでしょうか。