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【Nikon】新製品 Z5 気になる高感度耐性を検証 (ISO感度別作例多数掲載あり)

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO 3200

Nikon ミラーレスZマウント4機種目として登場した、新たなFXフォーマットのベーシックモデル「Z5」

Nikon Z7、Z6とは異なったセンサーが搭載され、ISO感度耐性がどのくらいなのか気になっている方も多いかと思います。

今回は気になる高感度耐性を調べるべく、夕暮れの街並みを高感度設定にて撮影。
また高感度帯であるISO3200~102800まで、1段ずつ変更しながら撮影した作例も掲載していますので、参考にしていただければ幸いです。

掲載写真に関しては全てjpg保存の未編集、本体内のノイズ処理は”標準”にて撮影しています。

なお、今回使用するのはプロトタイプ機ですので、製品版とは写りが異なる場合があります。ご了承ください。

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F10  ISO 2000

都内のビルは一面ガラス窓の建物が多く、夕暮れ時の空が反射してキラキラと光る姿を多く見ることが出来ます。

夕暮れ時とはいえまだ外は明るく、ISO値を上げるためにF10まで絞って撮影を行いました。

等倍で見ると、画面左下の窓ガラスの内側にあるブラインドの縞模様まできれいに描写されており、モアレも発生しておらず、ノイズに関しても全く気にならないレベルです。

本体のセンサー性能もさることながら、NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3の性能も光ります。

重量200gを切るズームレンズでこの描写力、同時発売のZ5だけでなく、Z6やZ7の組み合わせでも十分通用する性能を持ち合わせています。

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO 3200

色々な光が混ざり合うMIX光の元での撮影です。

感度もISO 3200まで上げるとノイズ処理の影響か、若干シャープさが欠けてきますが、等倍で鑑賞しなければまだまだ余裕があるように感じます。

小型センサーですと、このあたりの感度でカラーノイズが発生してしまい、暗いところが緑や赤っぽくなることもありますが、本機はフルサイズセンサー搭載機種だけあって難しい光の環境下でもカラーノイズは目立ちません。

RAW撮影で編集する際も、このようなノイズの出方であれば処理も難しくなさそうです。

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F25  ISO 12800

点灯したばかりの街頭、光芒を出すために感度を上げてF25絞り込みました。

ISO12800まで上げても破綻しないのはフルサイズセンサーだからこそ。スマートフォンやAPS-C機ではノイジーになってしまい、光芒も滲んでしまいます。空のグラデーションも美しく表現されており、想定していたより綺麗に撮影できて驚きました。

 

続いてはISO感度別に撮影を行ってみました。

なお文頭でも記載しましたが、今回使用したNikon Z5はプロトタイプモデルですので、実際の製品とは異なる場合があることをご承知おきください。

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO 3200

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO 6400

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO 12800

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO 25600

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO51200

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO 拡張Hi 0.3設定(推定ISO 66560)

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO 拡張Hi 0.7設定(推定ISO 87040)

 

Z5(プロトタイプ機) + NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3  /  F9  ISO 拡張Hi 1.0設定(推定ISO 102400)

 

画質の劣化が分かり易い環境下ではありますが、ISO12800まではノイズ感を意識することなく撮影することが出来そうです。

常用感度ではない拡張域ではさすがにノイズが気になりますが、このあたりの感度を使う場面は緊急時など、画質よりも実際に撮影できるかどうかが重要であったり、使用頻度も限られてくるかと思います。

裏面照射型ではなくなった分、高感度耐性に関しては懐疑的な意見を耳にすることもありましたが、実際に使ってみると裏面照射型センサー搭載機であるNikon Z6との差も感じることはなく、非常に優秀だと感じました。

高性能で価格も抑えめ、魅力的なバランスに仕上がった「Z5」発売日まで残りあと2週間、楽しみです。

 

現在マップカメラにてNikon Z5をご予約いただくと、先着で当店オリジナルのメモリーカードケースをプレゼントしております。

SDカードも4枚入るので、ダブルスロットのZ5でも十分なストック数となっております。ぜひこの機会に当店にてご予約ください。

 

[ Category:Nikon | 掲載日時:20年08月11日 18時00分 ]

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