【Nikon】春の訪れ~望遠スナップ
3月に入り暖かい日も続き、普段目にする景色もだんだんと春のそれになってきました。今回はそんな季節の移り変わりが感じられる写真をいくつかご紹介させていただきます。使用レンズはNikon AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VRです。
3月上旬のある日、数日前から咲き始めたさくらんぼの花です。この木はもともとここに越してきた10年前から庭にあったものですがそれ以来、私にとってこの花の咲くときが春の訪れの合図となっています。今年は例年より一週間~10日程早いです。
暖かくなるとみんな活動を始めます。人間と同じですね。蜜を一生懸命吸っているようでした。望遠レンズで撮影しても被写体はかなり小さいのでトリミングしました。
数日後、外に出て木を見上げるともうすでに満開に近い状態でした。そして撮影中、珍しいお客さんが遊びに来ました。メジロです。この鳥がここの木に来るのを初めて見ました。例年、さくらんぼの実がなってからヒヨドリやオナガドリがやってくるのがいつものパターンです。やがてやってくるであろういつもの見慣れた光景を目にする前に思わぬ場面に遭遇したものです。それからメジロが飛び立つまでの約1分余りの間、シャッターを何度もきりました。楽しい時間でした。“思わぬシャッターチャンスが突然訪れる”ことは撮影する楽しさのひとつですが、今回はまさにそれでした。
メジロも小さな鳥です。せっかくなのでこの写真も被写体を切り取ってみました。とてもきれいな鳥ですね。それにしてもやはりこのレンズ、改めて画質が素晴らしいと思います。
ファインダーには上手く収まらなかったのですがこの時、もう一羽お友達がやって来てそれぞれ一生懸命に花をつついていました。
そして地面にも目を向けると、シャクヤクの芽も出ていました。GWの頃にはきれいな花が咲きます。さくらんぼも4月中には実がなるでしょう。
春はいろんな意味で気持ちも新たになり、楽しみの多い季節です。そして撮影においてもこれからの時期、きっと素敵な瞬間がいくつも訪れるでしょう。今からとても楽しみです。