この時期、自転車で自宅近くの川沿いの道を走るとお散歩、ランニング、サイクリング、そしてバーベキューやキャンプを楽しむなど、多くの人がそれぞれ今を楽しんでいる様子を目にします。同時に色づいた木々の葉っぱや落ち葉なども増えてきて、秋の深まりを感じます。
今回は秋の心地よい日差しや空気を浴びながら、自転車で川越の水上公園を目指しました。公園に向かう途中で撮ったものを含めた秋の風景写真をいくつかご紹介します。
撮影機材は Nikon D800とAF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VRの組み合わせです。
公園に向かう途中、川沿いにある小さな公園で少し休憩。持っていったアウトドアグッズを使ってお湯を沸かし、用意したおにぎりと一緒にカップラーメンを食べました。
望遠レンズならではの背景のやわらかいボケ感はいつでも私のお気に入りです。
公園に着いて、ボートに乗ろうと並んでいるとカモが遊んでいるのが見えました。望遠レンズなのでこういう被写体には自然とレンズを向けてしまいます。少しばかりトリミングしていますが、タイミングよくシャッターをきれました。
餌を持ってボートに乗ると匂いがするのかどうかわかりませんが、どこからともなくカモや鯉が集まってきます。
ここの池ではみたことのない黄金色の大きな鯉が近づいてきたのでシャッターをきりました。最初、私はその鼻孔を目だと思い込み、「ずいぶんと怖い顔をしているなぁ!」とパっと見のインパクトに驚きました。そして目がすぐ横にあることに気づくまでに数分かかりました。
水上公園はところどころ紅葉が進んでいて、私たちの歩いた場所は落ち葉もかなりありました。写真は一番色づいていたエリアです。左側の赤い葉っぱを画面全体に覆うように撮ったり、このように黄色や緑の葉を一緒に収めるなど、いちばんきれいに見える部分を探してシャッターをきりました。望遠レンズを使ってその景色の印象的な部分を切り取るのはとても楽しいです。そして葉も色でつぶれてしまうことなく1枚1枚分離しているところにこのレンズの描写力の高さを感じます。
天気が良くても太陽が隠れると肌寒く感じてしまうあたり、季節は確実に冬に向かっています。この日は秋を満喫した1日となりました。そして撮影面でもNikon D800とAF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR の組み合わせでこの時期ならではのシャッターチャンスにも恵まれ、楽しい撮影になりました。
今回使用した組み合わせです。
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